本の評価 ・特A(人にプレゼントしたいくらい面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️)


 「A」

2011年出版


2011年2月5日映画公開。マンガ家のお母さん、元カメラマンのお父さん、いつも明るい家だけど、お父さんだけ別にくらしてます。やがて来るお父さんと家族の永遠の別れ―笑って泣ける本当にあった家族の物語。(データベース引用)


西原理恵子さんは

エッセイストとしての認識で

今だに漫画家の認識があまりなく

原作の漫画は読んでない


それなので

小説毎日かあさんは

新鮮に読めた


普段のエッセイに比べると

笑いよりも家族愛をメインに描かれていて

微笑ましいやら

ウルっとするやら


そして今回の作品は

普段の作品と違って(笑)

幅広い年代に指示される

子供が読んでも大丈夫な作品でした


離婚してからも

子供にあった時の父親とのシーンは笑ってしまった


元夫は、娘の無邪気な仕打ちに涙ぐんでる。本当のうちにも入れてもらえず、おままごとのうちにも入れてもらえないとは、あまりにもかわいそうな父親である


息子「じゃあ、お父さん、しりとりしようよ」

父「よーし、いくぞ。そうだな…最初はし・り・と・り」

息子「りだね。えーと……り……り……〚り・こ・ん〛」

父「こらあああああっっ!」



メッセージ性も忘れてない


「お母さんさ、ブンジ(息子の名前)が勉強できなくてもいいし、学校だってイヤなら行かなくてもいいと思ってるんだ。でも男の子が負け虫で、逃げ虫なのはダメなんだよ」


そして泣かせる


離婚後

元夫の家から帰ってきた娘のシーン


フミ(娘の名前)が何やら紙を持って、

ふすまでしくしくないている

「どうしたの、何があったの?」

娘「あのね、神様にお手紙、書いたの。でもここに貼りたいけど、貼れないの」

「ノリをつけなきゃ紙は貼れないのよ。何てお手紙、書いたの?」

娘「うん………お父しゃんとお母しゃんが結婚しますようにって」


涙腺崩壊


映画化でキャスト誰だろう?と思ったら


鴨志田穣(元夫)役

永瀬正敏 

西原理恵子役

小泉今日子 


これは面白そう


ただリメイクするなら


鴨志田穣役

浅野忠信

西原理恵子役

伊藤沙莉で

やってほしいなあ…