本の評価 ・特A(人にプレゼントしたいくらい面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️) 


 「B」

2016年出版


戦力に恵まれないヤクルトを率いて、1990年代、常に巨人と優勝争いを続けたのがヤクルト。就任前は万年Bクラスの弱小球団を率いたのが野村克也監督だった。就任5年目、遊撃手として入団してきた宮本慎也氏が、現役時代のミーティングノートを開き、師匠・野村氏の教えを振り返る。ミーティングは弱者が強者を倒す「心」を作るためにあった。そのエッセンスは、時代やジャンルを超えて通じる戦略モデルだ。ヤクルトの監督として黄金時代を築いた野村克也氏にとって宮本慎也氏は怒り甲斐のある最高の教え子だった。逆に宮本氏にとってプロ野球界の門をたたいてから最初の4年間、野村監督から薫陶をうけたことが一流の選手、リーダーになる礎になった。「最強の師匠」と「最高の弟子」による”授業”がこのたび、実現した。宮本氏は「野村監督が教えてくれたのは、野球のセオリーではなく人間のセオリーだ」と語る。弟子・宮本氏が師匠・野村克也氏の前で約18年の時を経てミーティングで話した内容を記した現役時代のノートを開く。教え子の視点で、「プロとして生きていく心得」や「弱者が厳しい生存競争の中で生き抜く術」などを解釈し「勝つための弱者のID戦略」をビジネスマンを中心に広く伝えていきます。(データベース引用)

野村克也氏の文章は面白いが
宮本慎也氏の文章は相変わらず堅い

野村克也氏が最も監督になって欲しい宮本慎也氏だが処世術に難があり
今だに声が掛からない

宮本慎也氏の性格的には
自分にも他人にも厳し過ぎて
今の御時世
完全パワハラで片付けられそうだ  
 
今回笑ったのが
楽天監督時代の話
嶋基宏捕手にサインに困ったら外角低目と言ったら
インコースを使わず外角一辺倒のサイン
お前はいつも困ってるのか?と言ったら「はい」と言われ何も言えなくなった(笑)


書籍の最後に

ただ、ひとつ、ささやかな夢があるとすれば、宮本と稲葉が監督として対戦するところを見てみたい。
二人がどんな野球をするのか。

実現するかなあ
生きてる間に…

早くしないと
あの世へ
逝っちゃうよ。

もぉ
ノムさん
最後に泣かせないでよお…