本の評価 ・特A(人にプレゼントしたいくらい面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️) 


 「B」

2000年出版


かつてキャリア組に属し将来を嘱望されながら、警察組織上層部のトラブルに巻き込まれ、新宿署へと飛ばされた鮫島警部。刑事は通常2人1組となって捜査活動を行うが、エリート崩れの鮫島と組もうとする者は誰もいない。彼は独りで行動する一匹狼となった。組織を離れて犯罪に立ち向かうこの男を、人は「新宿鮫」と呼ぶ。主人公の鮫島をはじめとする個性あふれる人物設定とダイナミックなストーリーが人気のこの長編刑事小説シリーズ7作目。鮫島は捜査網をくぐって暗躍する自動車窃盗団を追っていた。盗品の自動車を加工する「洗い場」を張り込みはじめた鮫島の前に、ひとりの老人が現れる。その老人は、戦後の混乱期から国際都市と化した現在まで、40年以上の歳月を新宿の歴史とともに生きてきた人物。時の流れは過去のできごとを風化させる。しかし、新宿に今も変わらず流れ続ける地下水脈が、忘れ去られた過去を現在へと結びつけた。

絡み合う新宿の地理と歴史を背景に、本シリーズには欠かせない鮫島の恋人・晶をはじめとする魅惑的な登場人物たちが、それぞれに抱える人生の重みを描いた本作。シリーズ愛読者にとっても、初めて新宿鮫と出会う人々にとっても、読後、単なるエンターテイメント小説にとどまらない感動を呼ぶだろう

(データベース引用)


2段文章の440ページ

長く前半がなかなか掴めてこなく惰性で読んでいた

恋愛要素が減っていて主人公の弱さ的な部分が描かれてなくて良かった

新宿鮫は弱いとこ見せたら駄目だよ(笑)


中盤から後半にかけて

急激に面白くなって

ハイペースで読破

 

点と点が線になるストーリーは

圧巻であった


キーマンになる

人物が3人いて

そのキャラクター達に

かなり引き込まれた作品でした。