本の評価 ・特A(人にプレゼントしたいくらい面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️) 


 「B」

2006年出版(単行本は2000年刊行)



これからどうやって生きていこう? マイペースに過ごす女子大生可南子にしのびよる苛酷な就職戦線。漫画大好き→漫画雑誌の編集者になれたら……。いざ、活動を始めてみると思いもよらぬ世間の荒波が次々と襲いかかってくる。連戦連敗、いまだ内定ゼロ。呑気な友人たち、ワケありの家族、年の離れた書道家との恋。格闘する青春の日々を妄想力全開で描く、才気あふれる小説デビュー作。

(データベース引用)


デビュー作にして

既に確立している


最初掴みにくい作風だったが 

徐々に盛り上がり

登場人物のキャラも面白くて

中盤以降一気に読み上げた


主人公は

自身をモデルにしてると感じる

弟のキャラもエッセイ等で読んでるせいか

自身の弟がモデルとわかってくる


スタートの文章が

なんだか捻ったおとぎ話のようなものが

書かれていて

本のタイトルも不明で


この2つが中盤くらいに

何の事か判明する


伏線回収のテクニックが素晴らしい


妄想力全開で楽しめる作品


この人の

妄想力は

関根勤さんに匹敵する(笑)