本の評価 ・特A(人にプレゼントしたいくらい面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️) 


 「A」

2016年出版(単行本は2003年刊行)


元エリートの矜恃――男は再び立ち上がる!
幹部行員の裏金工作を追及した恋窪商太郎は、謂れなき罪を着せられメガバンクを辞職。エリートから地方銀行の庶務行員となるが、人生の豊かさを知る。だが、元ライバルからの電話が再び運命を揺るがす――。不正を知った男(ライバル)は謎の死を迎え、恋窪は“仇敵”への復讐を誓う。乱歩賞作家、渾身の連作ミステリー。(データベース引用)


長編での面白さは認識しているが

連作短編集というジャンル

池井戸潤氏は凄い才能だ

面白くてすぐに読破


銀行出身とあって

銀行の裏部分を書くことが多いが

銀行員になりたい人が減りそうと思うくらいの闇


逆に下町ロケットのような

出向タイプなら別だが


作中内での名言


金に色は無いと言われる

だが金は鏡と同じだ

金そのものに色は無くても

それを持つ者の色を忠実に映す


主人公が

見た目

冴えないおじさんだが

実は凄腕パターンは

実写化だと誰かな?と


唐沢寿明パターンか 

小日向文世パターンかと思ったら


何話か

花咲舞が黙ってないで実写化


主人公

女性変更パターンかよ(笑)