本の評価 ・特A(定価で買っても良い程面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️) 


 「B」

2002年出版(単行本は1997年刊行)



西新宿のホテルで元CIAのアメリカ人が殺された。鮫島は、事件の鍵を握る平出組の前岡を追うが、公安警察からの横やりが入る。背後には元公安秘密刑事・立花の影が――。捜査の過程で鮫島は、美しく孤独な女・杉田江見里と出逢い、惹かれていく。鮫島が事件の核心に迫っていくと、警察の暗部が明らかに――。圧倒的なスケールで物語が展開するシリーズ第6弾。

(データベース引用)


警察の裏の話が

実際あったんじゃないの?と思うくらい

リアリティーな書き方をしている


大沢在昌氏って何者なんだろう?

そう思わせる長編刑事小説


主人公の新宿鮫こと鮫島の

硬派の中の硬派が

とにかくカッコいい


ただ今回

恋愛部分で弱気を見せたところが

主人公のイメージを落としてしまった


これがなかったら

A評価だったのになあ…


もう

新宿鮫は

酷い目に会いながらも

常に殺人鬼を

ボッコボッコにしないと(笑)