本の評価 ・特A(定価で買っても良い程面白い)・A(かなり面白い)・B(面白い)・C(普通)・D(暇潰し程度)・E(時間を返せ❗️) 


 「A」

2018年出版     



宇宙から大地」編、ついに激突!!
2018年10月放映、ドラマ「下町ロケット」(TBS日曜劇場)新シリーズの原作小説『下町ロケット ゴースト』に連なる、「宇宙から大地」編、クライマックスへ!
社長・佃航平の閃きにより、トランスミッションの開発に乗り出した佃製作所。果たしてその挑戦はうまくいくのか。
ベンチャー企業「ギアゴースト」や、ライバル企業「ダイダロス」との“戦い”の行方は。
帝国重工の財前道生が立ち上げた新たなプロジェクトとは一体。
そして、実家の危機に直面した番頭・殿村直弘のその後は。
大きな挫折を経験した者たちの熱き思いとプライドが大激突!
準天頂衛星「ヤタガラス」が導く、壮大な物語の結末や如何に!?
待望の国民的人気シリーズ第4弾!!
(データベース引用)

池井戸潤作品で一番好きな下町ロケットシリーズ
相変わらず泣かされるわあ

人情者の社長が裏切られて窮地に立たされながらも信念を貫くストーリー

大手企業に中小企業が挑むパターンとは違い
主人公の中小企業が大手企業と組み
その大手企業に奈落の底に突き落とされた人物達の中小企業が手を組み恨みを晴らそうとする。
どちらに感情移入していいか非常に悩む

大手企業の次期社長候補なる人物が
手柄は自分のもの
ミスは全て部下のせいといった
これ以上嫌な奴はいないレベルの人物

以前の職場にこんな奴いるよなあと
思い出される

大手企業の派閥争いのシーンとか読むと
会社の利益ど返ししてでも相手を蹴落とし
自分が出世しようとする…

自身には無縁過ぎて
凄く滑稽に思えてくる。