わくわくが止まらない魔道士です。こんにちは。
FF14の魔道士像はどのようなものか? を一言で表現するなら、”手動化で、より楽しく” です。
車の喩えで恐縮ですが、特にヨーロッパなどの車好きは、手動式 を好みます。なぜならば、”自分で決められる事が多い” 方が好きなのだそうです。レーサーが手動式を好む理由もそこにあります。
わたしもマニュアル車を乗っていた時期がありますが、当初こそ操作に難儀したものの、慣れてしまえば街中や渋滞でもなんということありません。始めに想像したような、面倒さを感じずに済んだことをよく覚えています。それよりも、車を操る楽しさ を感じたものでした。
FF14でもオートマから脱して、マニュアル化した事こそが、ゲーム好き向けの仕様になった、と判断する最大の理由です。自動に従う → 手動で操る(御す) という変化なのだと思います。
■FF11のオートマ仕様
よく思いだして欲しいのが、黒魔道士が与えるダメージは、精霊魔法を撃つ前から予め計算できてしまった ことを。
火山でワモーラ幼虫を相手にしたことがある方なら経験があると思いますが、レジストや 天候や曜日に影響されない限り、撃つ前から与ダメが確定していました。一発撃てば、LVも79・80なのか、81なのかも判断できて仕舞いまいました。予め分かって仕舞うことほど、興醒めさせることはありません。
また、雷一択という言葉に象徴されるように、取りあえず雷系と氷系を強化しておけば差し障りがないとか、その手のテンプレートがあった様です。決められた道をただ単に歩む事も、なんと味気ないことでしょう。
■FF14のマニュアル仕様
同じ魔法であっても、威力と命中を自分で その都度 制御できるようになります。
ソーサラーにも ”通常攻撃(呪術士では呪弾)” が導入され、通常攻撃でTPをためつつ WS(魔法)を撃つという、前衛のような戦い方も可能になりました。魔法はMPを消費するだけでなく、TP消費、あるいはMP+TPの複合消費というものも登場する予定のようです。
PC(自分の分身)の成長を自分で決められるというのも、FF14の大きな特徴の一つです。自分のプレイスタイルに従って、より理想に近づけるという試みもできる訳です。
移動中でも詠唱可能(一部?)になったことも大きいでしょう。より戦い方の幅が拡がります。
※ そもそもFF11 の魔道士は、毎回命令を入力していました。その点で煩わしさが発生するとは思えません。学者では、アビ+魔法という手順が必要でしたが、そのような操作もまた面白かったのです。
■ゲームと人の間柄が変わる
冒頭でも申し上げましたが、 ”自分で決められる事が多い” 方が、自分が制御しているという実感が増すでしょうし、自分好みの操縦もできるでしょうし、だからこそまた愛着も湧こう、というものだと思っています。
オートマでは PCと人の間柄が、ちょっと距離が離れていたかも知れませんが、マニュアル化で PC と人との距離が縮まるのではないかとも感じています。
オートマが好きな方ももちろんいらっしゃるでしょう。否定しません。でも、単調な高速道路から降りて、別の道を走るのも一興かも知れません。きっと、別の風景が見えるはずです。
※ これらは、公式情報と雑誌系ニュースより得られたFF14像を元に判断したものです。また、物事を肯定して得られた見方ですから、お花畑過ぎるかもしれません(笑)。今の段階から悲観的になるのもなんですから、こういう見方があるのね、ふんふん、と聞き流してくださいませ。