常用漢字は全部で2136字ある。中でも部首として多くの字を持つのが「氵」(さんずい)という。「水」(みず・したみず)などを含めると、その数は約120に上る。河、海、泉…水との関わりが一目で分かる字も多い。

▼元旦の地震で打撃を受けた被災地が、

「氵」の無情な追い打ちに苦しんでいる。石川県能登地方を襲った豪雨である。街に流木や土砂が押し寄せ、濁流が家屋を根こそぎさらい、水が引いた床には泥が残った。復旧も復興も遠のいた観がある。

▼犠牲者の中には、地震で崩れたトンネルの開通に向けて作業する人がいた。

中心の河川が短時間で水かさを増したため、逃げ遅れた人もいるとみられる。

「下が海のようになっていて逃げられない」。輪島市内の女子中学生は、父親に電話で告げたのを最後に行方が分からない。

▼床上まで水に浸かった仮設住宅もある。輪島市では3地区の仮設が、ハザードマップで浸水想定区域とされる場所に建てられていた。ただでさえ平地の少ない能登半島である。生活再建のスピードが求められる中、行政を責めるのは酷な気もする。

▼マップのただし書きには、

「1000年以上に1回の雨」が降った場合の被害想定とある。それが、今回だったのか。大地震で緩んだ地盤と記録的な豪雨は、「時間差で起きた複合災害」との声も聞かれる。避難を含む防災のあり方を、もう一度問い直す時季なのかもしれない。

▼同じ「氵」でも「添」という字は優しい。つくりの部分は「天」と「心」を合わせた字で「平気ではいられない気持ち」を表すという。空の仕打ちを甘受するしかない人々の心情に、避難先からまた避難しなければならない人々の心情に、今は寄り添いたい。


2024年9月25日  産経新聞朝刊1面

産経抄より全文掲載


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地球は「水の惑星」です。

その地球の中で、日の本は最も「水」に恵まれた土地です。

「水の神様」は「雨の神様」でもあり、「地震の神様」でもあり、「田圃の神様」でもあります。

以前にも記しましたが、

「水の神様」のお怒りの前では

「山の神様」「木の神様」「岩の神様」「石の神様」「土の神様」「砂の神様」

は見る影もないのです。

(それぞれの神様は皆様ご自身でお調べください)


そして


【1000年以上に1回の雨】

【かつて経験したことがない(人類の歴史ではある)大雨】はこれからも降り続けます。このブログの読者の方ならお分かりいただけると思います。


加えて【明日は我が身です】。


まあ、今更ではありますが


【神様は人間から見て残酷です】


もう一度記します。


【神様は残酷です】


でも、手を合わせること。

どこまでも礼儀礼節を保って手を合わせること。


止めないでください。


政治家、神主、坊主、人はどうでもよろし。


あくまで【自分自身】です。

くそったれですが、胸くそ悪いですが


手を合わせてください。

そして般若心経です。


人間の絶対権力者はくそったれが多いですが


それでも何があろうとも


【神界における絶対権力者】には

【礼儀礼節を保って手を合わせること】


【真北に向かって般若心経です】