もう半年過ぎてしまいました。
ん~早いですね、としか言いようがありません。


(この記事は2019年の6月に記載し今回加筆します)


1年の半分が過ぎようとしています。
「光陰矢の如し」とはよく云ったもので、
年を重ねれば重ねるほど1年が過ぎるのが、時間が経つのが早く感じます。
年上の方から若いときにそのように言われて頭では十分に理解してたつもりではあるのですが、実際に直面すると体験すると実感として重いです。


何事もそうですが、先輩や上長の方の言は努めてご自分の血肉にされる意識を持って接して下さい(老害野郎は反面教師として)。

(ちなみに、なぜ【上長】というのでしょうかね?、今回は止めときます)



(2019年)6月25日の産経新聞の夕刊に「夏越しの祓い」の記事が出ていました。

半年間の罪や穢れを落とすために全国の神社様に設置される茅(かや)で作られた「茅の輪」、6月の「夏越しの祓い」と呼ばれる神事で参拝者が潜るために門前や境内などに置かれるのですが、京都の北野天満宮様では、この茅を引き抜いて持ち帰る参拝者が後を絶たず、竹の芯が露わになっているところが写真付きの記事として掲載されていました。

天満宮様の関係者は


【穢れを持っていくことになる】


と困惑気味だ。

「小さく丸めて玄関や車に付けたりしている」
(上京区77歳の主婦)

「厄よけとして、夏を元気に過ごすために20年前からしている」(北区75歳の男性)

古くから茅の輪の茅をお守りとする風習も残っており、持ち帰りを容認する神社もある。

一方、同天満宮様は


【人がくぐった茅を持ち帰ることは、穢れを持っていくことになる】と指摘。


厄払いの効果を保つために、参拝者に対し茅を引き抜かず、持ち帰り用の茅の輪守りの授与を受けるよう呼びかけているが、収まる気配はない。

産経新聞令和元年6月25日火曜日夕刊より一部抜粋及び編集



茅の持ち帰りを容認などしている神社様の関係者は根本的なこと、本質を全く理解出来ていません。


私が頻繁にお伺いする神社様でもこの期間は夏越しの大祓として茅の輪を設置されていますが、

茅の輪、茅には人々の【穢れ】を祓う【おチカラ】があり、我々人間はその茅の輪の【おチカラ】に頼って災難の元を祓っていただくのです。
そして茅の輪で祓っていただいた災難の元となる【厄】は茅の輪に移動します。


天満宮様側が仰るように、【厄が付いている】茅の輪を持って帰ることは、【せっかく祓った厄を持って帰る】ことになります。
ついでに【他人が祓った厄を持ち帰る】ことになります。二重三重に危険なんです。



【他人にどんな厄が付いてるか考えてみてください】



インタビューに答えている男性の20年云々の話は、読者の方はどう受け取られるかわかりませんが、【厄】が付いた茅を持ち帰ったこの男性には、その20年間の【厄が積もりに積もっている】状態である、ということです。



今まで災難に遭わなかった理由は正確にはわかりませんけども、時間差に関しては地震と同じで分からない部分ですが、【厄を溜め込んでいる】ことは間違いのない事実です。その【厄】がいつ爆発するか予測は出来ますが誰にも分かりません。
年回りが悪い時に爆発する(事故に遭う・事故を起こす)パターンが多いですが、京都は格と位の高い土地ではありますが、同時に魑魅魍魎が跳梁跋扈する土地でもありますので重ね重ね注意が必要です。

更に古くなった茅の輪をどのように処分しているかも重要な問題です。
ゴミ箱にポイ捨ては駄目で、必ず封筒に入れて神社様の古札入れにお持ちして手を合わせて「ありがとうございました」、ここまでしないと駄目です。



ご自分だけで済めば良いですが、車の運転中同乗者を巻き込んだり、歩行者や他の車を巻き込んだ事故を起こして大難になる可能性が高いので、返す返すも茅を引き抜いて持って帰るのは恐ろしい行為になります。


備後国風土記逸文に、「茅の輪をつけていれば厄が祓われる」という伝承が起源とされますが、それならば社務所で売っている茅の輪を買うか自分で山の中に入って茅の木を探すことです。



人間というのは、様々な日々の社会生活の中で【穢れ】ます。都会なんぞはその【穢れた人】たちの宝庫です。まあ、わんさか居てはりますわ。


日本人は太古の昔から(なぜ太古なんでしょうか、、なぜ【太】の字なんでしょうか、【太】は何を示す、何を意味するのでしょうか)、
伊弉諾尊様と伊弉冉尊様の黄泉の国のお話しからこの【穢れ】という考え方に非常に敏感であり、【穢れ】を祓うための「海水」➡「塩」であったり、【水垢離】【水行】の【水】であったり、時には護摩行の【火】であったりします。
(茅の輪は夏越しの大祓いが終わった後、神事により【火】を用いて焼かれます)


祝詞であれば有名なのは「大祓祝詞」であり「祓い給え浄め給えと申すことの由を天つ神国つ神八百萬の神……」と文言にございます。


人間は知らず知らずのうちに【穢れ】ます。
そしてこの【穢れ】が病気や災いといった【厄】を呼びます。


一つは【穢れ】に負けないように、苦行ではない【修行】を重ねて自分自身の【霊格】を向上させることです。(修行の中身は私のブログ内の記事を参考にされて実践して下さい)


もう一つは、頻繁に神社様寺社様にお伺いされて【礼儀礼節を保って】ご挨拶にお伺いされて、神様仏様から後押しをしていただけるようになることです。


【礼儀礼節を保ってご挨拶をされることで厄を祓っていただけるのです】



私はこのブログを通じて手助けは致しますが、

【天は自ら助くるものを助く】であり

自分自身を変えるのは自分しかありません。

溜めて良いのは、極論ですが「お金」だけであり、【穢れ】も半年も溜めるものではなく、1日の【穢れ】はその日の終わりに流したいものであり、よって【穢れ】を寄せ付けない為に「粗塩」の携帯は必須であり、出来れば法具や強力なお守りお護りを持つべきであり、【穢れ】を寄せ付けない為に自分の部屋、自分の家に【結界】を二重三重に張り巡らせるべきなのです。


やり方はこのブログに載っていますので、あとはあなた次第なんです。実践あるのみです。


ここ数年の武漢コロナウィルスによる世の中全体の混乱を鎮める為に、新たにこの「茅の輪くぐり」をされる神社様寺社様があるかと思いますが、ただくぐるのではなく、くぐる前に神社様なら顔の前で、寺社様なら胸の前で手を合わされて、一礼して、般若心経は長いので般若心経の最後の部分、または般若心経のご真言を呟きながら茅の輪をくぐってください。

他にも人形(ひとがた)や車形を用いて夏越の大祓をされる神社様寺社様もございます。
少しでもリスクヘッジに努めることが大事です。