(この記事は2014年の9月に記載し2020年の9月に加筆し今回加筆します)



神様に後押しをしていただきたく神社様にご挨拶にお伺いするとします。

【神様に対して礼儀礼節が伴っている】ことが前提で話しを進めます。




ご挨拶にお伺いして最初から風向きが変わる人も居ることは居ますが、稀です。
礼儀礼節が伴っていてもです。稀です。


ご挨拶にお伺いして、自分のお腹の中の願い事(例えば金運や恋愛運)を神様が診られますが、一度は運気は落ちます。
礼儀礼節が伴っていてもです。



正確に云うと『落とされます』。




もっと正確に云うと



【志しを試される】のです。



一度落としておいて、その願い(金運や恋愛運)の『真剣度』を神様に量られるのです。


一度や二度の参詣で効果が出ないと諦めるのかどうかを神様はジッと観察されています。

だから近くに鎮座されている氏神様や産土様を疎かにしてはいけないのです。
交通手段が発達した現代でさえ遠方の神社様や寺社様にお伺いするのは時間・労力・金銭的な負荷は多大です。



恋愛運が良くなるように某神社様にお伺いしました、効果ないんでお伺いするの止めました…………



これを神様は最も嫌がられます。



なんや、やっぱりその程度やったんや、いたずらに【運】を与えないで良かったわ………



神様は道筋を造られますが、
道筋を設けてくださいますが、
環境を整えてくださいますが、



我々の【心】まで操ることはされません。



軽薄短小の世の中の波は信仰の世界にも押し寄せて何でもかんでも『ご利益、ご利益』です。



やることもやらんと。
努力もせんと、自分を磨くこともせんと。
礼儀礼節も弁えてんと。




人間は弱い生き物です。
神様もそれぐらいは分かっていらっしゃいます。
当たり前です。神様が人間を創造されたのですから、人間の特徴はよく分かっていらっしゃいます。



その『弱さ』を


どれだけ克服できるのか、とごまで克服できるのか…


これをジッと観察されています。



少し話が逸れましたが、
一回や二回神社様にお参りしたぐらいで、良いことがあるなんて虫が良すぎます。

寧ろ、一度運気自体を落とされて試されますので、そこで短慮に奔らず続けることが大事です。



何事も
『継続は力なり』です。



仏様は神様よりもお優しいので、実利が多いと人間からは見えますし、落とすようなことは滅多にされません。



しかし、『仏の顔も三度まで』ですのでそれはそれでご注意ください。
写真動画撮影、御神木御霊木に触れる等、無礼なことはされないように。



そして、願い事が叶ったら、お礼参りは当然で終生感謝の気持ちを持つことは勿論ですが、お参りできる時は引き続き神様仏様にご挨拶に神社様寺社様にご挨拶にお参りされることです。




一度や二度の参詣で諦めるのならその程度の願い事だった、ということです。