(この記事は2011年の3月に記し、2012年の7月に加筆し、2014年の11月に加筆し更に今回加筆します






神様・仏様は人間よりもはるかに【格】も【位】も高く、天文学的な【チカラ】の差がある存在であることはこのブログで度々述べていますが、



神様・仏様の中でも【格】と【位】の高低が存在します。



仏様の場合で例を挙げますと



『如来様』が筆頭であらせられまして、
その次に『菩薩様』、
その次に『明王様』、
そして『天部様』


といった具合です。


ピラミッド型に上から


        如来様
        菩薩様
        明王様
        天部様

                      となっています。


そして
如来様のなかで筆頭は

【大日如来様】であり、


菩薩様のなかで筆頭は

【聖観音菩薩様】であり、


明王様のなかで筆頭は

【不動明王様】であり、


天部様のなかでは筆頭は
【北】を司る

【毘沙門天(多聞天)様】であらせられます。






人間社会の会社組織・役所組織だと考えていただければ理解しやすいと思います。

そういう組織の中で上下関係が存在いたします。



1つでも上の位の仏様が
「右むけ右」といえば、


それより以下の位の仏様は有無を言わず右を向かないといけないわけです。


勿論仏様の中で、仏様同士の中で物事を決定するためのご議論は行われますが、


議論を経てその中での筆頭格の仏様が決定されたこと、お決めになったことは筆頭格以下の仏様は絶対服従されます。



解りやすい例を挙げますと

仏様の筆頭格の如来様の中での筆頭、

つまり仏界の最高峰であらせられるところの

【大日如来】様がお決めになられたことは


全仏様が従わなければならない


ということです。



仏様にはそれぞれにお仕事(役割)が存在し、


例えば薬師如来様は疾病安楽や病気平癒を、文殊菩薩様は智慧を司られます。
地蔵菩薩様は数え切れないぐらいのお仕事をこなされています。



また、不動明王様や毘沙門天様は菩薩様よりも【格】や【位】は下位に列せられますが、【おチカラ】に関しては上になります。



また、【別格】として
【弘法大師様空海様】は
大日如来様と同列として存在あらせられます。




神様に関しては



筆頭は天照大御神様

第二位は月讀尊様

第三位は素盞嗚尊様

第四位は○○様

第五位は○○○尊様
       :
       :
       :
       :
と延々と八百萬番まで順番がございます。



そして末端のどんなに名もない神様であられましても、人間よりはるかに格段に【格】と【位】は高いのです。



そして1つでも位が高い神様が「右むけ右」と仰れば、以下の神様は全員右を向かないといけないわけです。


【格】と【位】の高低は仏様同様に絶対です。


ただ会社組織・役所組織と同様に「表向き」は社長に最終決裁の権限があっても【裏】で最終的に実力者が権限を握って采配を奮うのが組織の常でもあります。



神界のトップは

【天照大御神】様であり

【月讀尊】様と【素盞鳴尊】様の

【三貴神】様で【表のトップ3】を形成されていますが




全ての神様の中で一番【おチカラ】を有され、
実質的に【裏】から采配を奮われて神界にも天界にも仏界にも、剰え人間界にも圧倒的に【おチカラ】を示されているのは〇〇様でございます。



そしてここからが本題です。


なぜ『【格】と【位】の高低』を言うのか.....


例えばスポーツの試合があって、体力・気力・勝負への執着心等々の実力が拮抗している場合、お互いを後押ししていただいている神様・仏様の『格と位の高い低い』『おチカラの強さ弱さ』で勝敗が決するからです。


勿論自分が好きな神様・仏様に先ずは手を合わせて般若心経を唱える、のが大切ではありますが、


最高の格と位(くらい)
最高の力(ちから)を持った神様の後押しをいただけるとしたら………


これに勝る優るものはございません。



但し、簡単ではないこともお忘れなく。


『修行』もしないで、
礼儀礼節も弁えないで、
神社様や寺社様で写メや動画を撮ったり
欲望だけ一人前だと、


神罰・仏罰が下されるだけなので。



分かりやすく云うと
神様仏様は人間から見て


【絶対権力者】


であるということです。


【格】も【位】も【おチカラ】も天文学的な差があるお相手だということです。

そういうお相手に対してどのように接したら良いか…
自ずと答えは出ますし、昔から
なぜ
「障らぬ神(様)に祟りなし」と云うか理解できると思います。


まあ、最初は仕方がありませんが、

絶対権力者のいらっしゃる場所、神社様寺社様ににお伺いするのに、くれぐれも軽々しい気持ちでお伺いされませぬように。
ご自分の一挙手一投足、ガチガチに緊張してお伺いされてください。



「気軽に」なんてとんでもございません。



「行く」「お伺いする」と決めた時から、【我々一人一人に付いているお付きの方】が



【我々一人一人に付いて下さっているお付きの方が】



【上】に報告されて、本殿や本堂に来るまでジッと見観診覧視ておられますので。