(この記事は2011年の3月に記載し、2012年の11月に加筆し、2016年の9月に加筆し今回加筆します)




まあ、稲荷さんに行ったりして、キツネさんに気に入ってもらって商売がちょっと上手く回りはじめたとしますよね………この後なんですよ、怖いのわ。



そりゃもうね、きっちりかっちりお参りに行かないとたちまち落とされるんですよ。


風邪引いて行けないとか、用事ができて行けないとか、ちょっとしたことでお参りに行かなかったりすると…………

ストーンと……落とされるわけです。






他の神様ではまずここまではされません。
寧ろ無理やりお伺いすることを嫌がられます。


それを知ってか知らずか、私が以前に従事していた商売の同業者は、毎月1日にきっちり稲荷神社さんに行ってました。そこは家族経営なんですが、お嫁さん・息子・息子夫婦の子供とキツネ顔になってます。特に息子夫婦のお子さんの顔は、キツネの度合いが非常にきついです。勿論悪い意味で。

そして年々、顔のキツネ度が高くなっていました。




内面的なことで云えば、

①性格がキツくなってくる
②感情の起伏が激しくなる、ヒステリックになる

まあこれは他に要因がある場合もありますが、霊に憑かれた時と似ている(俗にいうキツネ憑き)症状が出てきます。



私の知り合いで霊感の非常に強い女性がいたのですが、前の彼氏が稲荷さんを信仰していて、デートの時彼のコートから尻尾が出ているのを何回も見てまして、気分屋・お天気屋である彼と付き合ってる間はずっと体調不良だったと、言ってました。


或いは…



子供が神社様の鳥居に石を投げて搭せる遊びをしてたとしますよね……


普通の神様なら、気性の荒い荒神さまでも、まあ、子供がすることだから、と大概は大目に見てくださいますが、稲荷さんはそうはいきません。子供もストーンと落とします。子供に対しても容赦なしなんです。


そしてなお困ったことに、稲荷神社さん稲荷社ってそこら中にあるんですよね。



稲荷さんは、キツネさんは非常に扱いが難しいのです。


ここでも



障らぬ神(様)に祟り無し



です。



扱いが難しいお稲荷さんにお伺いしなくても、商売繁盛なら大黒様や恵比寿様、芸能なら弁財天様に礼儀・礼節を保ってご挨拶にお伺いすれば良いのです。


お稲荷さんを信仰している人、企業及び団体は殊の外多いのが実情です。
しかし大半の方はお稲荷さんの【危うさ】を理解できておられません。
表で大っぴらに話せない事情があるとしても、重鎮が次々と御罷られ揉め事やスキャンダルが絶えない、そして周りの家族も巻き込んで不幸になっているのに未だに改善する気がない業界………

お祀りするならホンマ性根入れて徹底的にきっちりやらんとあかんのです、稲荷さんわ。
でも人間は必ず隙が出る、必ず出る。
そんな気張って四六時中出来ないですよ。
だから止めろと云ってるんです。
みんな甘く見すぎです。