『モチベーション3.0』とは・・・
暑い日が続いてますが、この暑さで
仕事のやる気が削がれて・・・
そして、まだまだ不況の続く中、
気持ちの上でやる気を出せなかったり、
そんな今、話題の本ですね。
今回の本は、『モチベーション3.0(Drive)』
ダニエル・ピンク 著 / 大前研一 訳
(講談社)です。
突然ですが、人の行動を駆り立てるモノは・・・
《モチベーション1.0》
=空腹を満たす、生殖等の生存に関わる
《モチベーション2.0》
=アメとムチ(信賞必罰)に基づく、
与えられた動機による
《モチベーション3.0》
=自分の内面から湧き出る『やる気』
活気ある社会や組織のための『やる気』
20世紀までの工業化に代表される
「ルーティンワーク」に対して効力を発揮してきた
《モチベーション2.0》が21世紀に入り、
機能しなくなってきている。
ルーティンワークでは、
《モチベーション2.0》は機能しても、
発想的仕事においては機能しない。
そして、現代においては、あらゆる職種において、
発想的仕事に期待されている領域は
広がっています。
また、報酬というアメを渡す場合においては、
同じ作業を行うにおいて、報酬有の方が、
報酬無の方よりも成果が低い実験結果まである。
「交換条件付き報酬」を提示しても、
成果は期待ほど、上がらないということです。
アメとムチの致命的な7つの欠陥
①内発的動機付けを失わせる
②かえって成果が上がらなくなる
③創造性を蝕む
④好ましい言動への意欲を失わせる
⑤ごまかしや近道、倫理に反する行為を助長する
⑥依存性がある
⑦短期的思考を助長する
例外的にアメが効果を出す条件がある。
①予期せぬモノであること
②業務が完了した後に伝えること
《モチベーション3.0》の3つの要素
①自律性
課題、時間、手法、チームについて自律が必要
②マスタリー(熟達)
従順な姿勢ではなく、積極的関与と
課題が自分の能力と整合していること
③目的
人生の意義としての目的
給与以外の理由
※現在、私の会社も《モチベーション2.0》を基本に
動いていますが、いまいち現状に対応できていません。
その理由の1つは少なからず、この《モチベーション2.0》
ではうまくいかなくなってることに起因していると思われます。
※どの企業も顧客第一と言っているものの、
短期間の利益至上主義や内発的動機の信頼不能により、
特に「褒めること」の苦手な日本にとっては、なかなかこの
《モチベーション3.0》の本格導入を行うことが難しいと
思われます。
※それでも、これからの国際競争において、必要不可欠な
考え方でありますし、個人においても、企業においても
有意義な社会であるためにも、《モチベーション3.0》へ
アップグレードしてゆきたいものです。
- モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク
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この本の中で紹介されていて、
一緒に読みたい本・・・
- 予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」/ダン アリエリー
- ¥1,890
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- 天才! 成功する人々の法則/マルコム・グラッドウェル
- ¥1,785
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今回は深く考えさせられる内容の本でした・・・
昔は私も「カリカリ」してました・・・w
そういえば、私も以前は
~イライラ~・~カリカリ~
してることが多く、そんな時に
本を読み出したのをきっかけに
今の多読に至ります。
さて、本日は
その「カリカリ」をなくすための
『ゆるい生き方』
本田直之 著
(大和書房)です。
著者である本田直之さんが以前ある
セミナーで言われていたのは、
ちょうど「勝間和代さん×香山リカさん」対決が
話題だった頃、どうして2人の意見が分かれて
世間が騒いでいるのか・・・
その本田さん流の答えが・・‘カリカリした生活’
でした。勝間さんのように頑張る人が増えたが
ワークスタイルとして行うは良いですが、
切り替えがうまく出来ず、ライフスタイルでも
仕事と同じスタンスで頑張ると
→→カリカリライフに陥る とのことでした。
本田さん自身、『レバレッジ・シリーズ』を
執筆されてきて、
仕事は
正しいか、正しくないかであって、
効率、スピード、ロジック重視です。
でも、プライベートは違う。
論理性や合理性を考え過ぎると
人に寛容でいられなくなる。
だから・・・
楽しいか、楽しくないかを基準に
「幸せ」という気持ちを大事にする。
人生に競争はありません。
自分にとって必要なものだけを
選ぶようにする。
・食事と睡眠を大事にする。
・ものを増やさない。
・趣味をみつけ、仲間をみつける。
そして、
・積極的に人をほめる!
人間にはバランスが必要ですね。
仕事で頑張るのは、
プライベートのため、
だから、そのプライベートまで、
セカセカしていたら・・・
充実した人生は自分で!
さぁ、メリハリつけていきましょう!!
P.S. 生活に海を取り入れましょう・・・
の一言はサーファーの本田さん
らしい言葉でした。
- ゆるい生き方 ‾ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣~/本田 直之
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情報がスルーされる時代です。
自分に関係ない仕事のことは、
みんな「他人ごと」なんだよな~
と職場で言ってる人がいて、どうも
頭から離れない時につい目が行って
しまった本が・・・
『「自分ごと」だと人は動く』
博報堂DYグループエンゲージメント研究会著
です。
すでに社会は変わってきている。
●格差社会
●単独世帯がトップ
●メディア・技術の変化
・・・etc
※以前のように偏差値50の平均付近に多く分布し
皆の平均が全体の価値観になる時代は終わった。
以前はマスメディアから与えられていた情報が、
インターネットの出現により、生活者が情報取扱者へと
変わってきた。このことにより・・・
生活者主導社会になった。
「届ける』だけでよかった情報が、
「受け取ってもらう」ものでないといけなくなった。
情報量がとてつもなく増えた現代で、
生活者は2つの技を駆使してゆきます。
1・情報をスルーする
2・情報をシェアする
そして、スルーされずにシェアされるためには・・・
「自分ごと」だとスルーされず、シェアされる
ということです。
以前は一方的に届けられていた(押し付けられていた)
情報も、今では興味の無いものはスルーされ、共感できる
ものは、自らも情報発信が容易になってます。
(SNSやブログ、Twitter etc・・・)
この共感のために、シェア(参加型)の情報共有が
これから重要になります。
平均が無くなった今、
「どこの」 「誰に」 「何を」提供できるか?
を具体的に想定し、実行してゆかないと
失敗してしまう。
世間一般でなく、「あなたに」対して
提供する側も一緒に歩んでゆくことで
「自分ごと」となって、
ものごとが成されてゆく!!
こんな内容の書籍が
「博報堂」系列から出版されたことも、
これからの仕事の進め方に
与える影響度が高いことを
物語っているように思えます。
- 「自分ごと」だと人は動く/博報堂DYグループエンゲージメント研究会
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