読書メーター:魂でもいいから、そばにいて ─3・11後の霊体験を聞く─(奥野修司)
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3.11 東日本大震災で大切な存在――親だったり子どもだったり伴侶だったり――を喪った方々の不思議な体験、いまは「亡き人との再会」のお話。
夢なのか現実なのか、そうした経験を持たない自分にはなんとも分からないものの、「夢でもいいから」「魂だけでもいいから」会いたい、そんな想いは理解できる。
人類や科学は万能ではなく、脳にしろ心にしろ、自分たちが考えている以上に未解明の部分が大きいと聞く。
そう考えると、「魂」というものが、肉体を離れてからも寄り添い続けるようなことが、現実に起きているのかもしれない……とみる余地も広まる。
自分はどちらかというと現実的な人間だと思うのだけど、大切な存在を持つ人間のひとりとして、本書に登場する皆さん、そしてこの世のどこかで同様の体験をしている皆さんの「再会」がホントウであってほしいなと願うような気持ちでいる。