ハイテンションな米国人と、ダンマリ日本人 | 虹色スタジアム

ハイテンションな米国人と、ダンマリ日本人

初めての練習見学。

それも、週末に開催される関西学生オールスターゲームに出場するチームの練習。

電車で3駅ほどの場所で

名門カリフォルニア大バークレー校のコーチ、選手も見られるということで

気後れしながらも、オジャマさせてもらうことに――。


スタンドから見るつもりが

なんとフィールドに下ろしてくれるとおっしゃる。

せっかくなので、サンダルで来てしまったことを恥ずかしく、また後悔しつつも

ちゃっかりサイドラインに立たせてもらう。



しかししかし。

せっかくの機会にもかかわらず、

正直、目の前で行なわれている練習の意味・目的がほとんど理解できない…。


何やらフォーメーションを組んでは、


「リンゴ、リンゴ」

「ブルー、エイティーン」

「グリーン、……」


など口々に叫びながら、何度も何度も、動きの確認をしている。


ハタ目には、1度目も2度目も3度目も…

7度目だって同じ動きをしているように見えたけれど、

リンゴみたいな体型の米国人コーチは


「OK、OK」

「Very Good」

「Excellent!」


と、言葉を変え、褒めたり、再確認したりしている。

後で聞いたところによると、

同じに見えた動きは一つ一つ違うもので、

戦術的なものを選手の頭にインストールしていたとか。

これが試合のどの部分に組み込まれ、どう活きるのか――。



それにしても、米国の学生たちの元気なこと!

ハイテンションぶりには驚くばかり。

コーチ陣と選手、あわせて7~8名だというのに、グラウンドに響いているのは、ほぼ米国人の声。

それがあまりにも自然な感じなので

おそらくただのノリで発しているあろう奇声にまでつい、

「これが本場か!」と思ってしまったりする(笑)。


一方、約70名の日本人選手たちはダンマリおとなしく、なんだか少し残念。

通訳兼コーチさんによれば

彼らはいま、戦術のインストールやら、新しい練習で手いっぱいとのこと。

仕方ないことでもあるらしい。



試合当日まであと4日。

練習やロッカールームで時間を共有することで、

ここに漂う緊張感やぎこちなさは徐々に薄らぐハズ。


日曜日、この即席集団が“チーム”として勝利を目指す姿に期待。