白い袴は紺屋の羽根飾り(こころいき) -8ページ目

シアター1010にて。

月組、星組両班とも初日を観ました。


ベルナデット・スピルー、ミミ 浦壁多恵さん/浦壁多恵さん

ペラマール神父 岸 祐二さん/岸 祐二さん

ドズー医師 川口竜也さん/川口竜也さん

フランソワ・スピルー/柳瀬大輔さん/柳瀬大輔さん

ラカデ市長 岡 智さん/岡 智さん

ジュトール検事 菊地まさはるさん/菊地まさはるさん

ジャコメ署長 森山大輔さん/森山大輔さん

マダム・ミレー 瀬戸内美八さん/瀬戸内美八さん

ルイーズ 今泉りえさん/川田真由美さん

トワネット 高田亜矢子さん/村上桃子さん

ジャンヌ 三浦惠子さん/西 利里子さん

ジュスタン 梅沢明恵さん/篠崎未伶雅さん

アントアン 岩橋 大さん/岩橋 大さん

ジャン・ブオオール 高桝裕一さん/高桝裕一さん

ブーリエット 中本吉成さん/佐野眞介さん

ボミアン神父 平山 透さん/及川心太さん

クロワジーヌ 藤澤知佳さん/片岡直美さん

アントワネット 三辻香織さん/福田奈美さん

マダム・ニコロー 紺屋 梓さん/三木愛加さん

マリー 村上恵子さん/東 ゆいさん

ダングラー巡査 池田 晧さん/荒木浩介さん

ムッシュ・カステロー 高橋辰也さん/村井健太郎さん

カトリーヌ 広音きみさん/織野友貴さん

ルシール 亜季緒さん/古清水愛奈さん

ベルナール 足立なよかさん/茜部真弓さん

マリー・ラギュー 植村菜々子さん/三上莉衣菜さん

ピグおばさん 窪田まやさん/滝口恵梨果さん

水泥棒 伊藤アルフさん/伊藤アルフさん

アンサンブル  荒木浩介さん/池田 晧さん

           村井健太郎さん/高橋辰也さん

           野上裕加さん/川畑里沙さん

           角谷有美さん/草野結衣さん

           果音さん/八田知夏さん

           椛島 歩さん/大星かほるさん

           下間結花さん/森崎陽子さん

           渡辺 京さん/廣田彩華さん

           越智真奈美さん/田辺椰紗さん

           太田有美さん/萩野華奈子さん

           横山天音さん/中根未雅さん

           君島久子さん/村田聡子さん

           原 恵美さん/高木真帆さん

マリー・テレーズ 紺屋 梓さん/三木愛加さん

シスター・ジュリー 村上恵子さん/東 ゆいさん

無原罪の御宿り わたりあずささん/わたりあずささん

ブリュア海軍大将夫人 わたりあずささん/わたりあずささん


ルルドの泉に聖母を見た、少女の数奇な物語。

七年半ぶりにベルナデットを演じる浦壁多恵さんの清らかな歌、ベルナデットの命を削るような生涯を静かな佇まいで魅せてくれた。

出番こそ少ないものの、わたりあずささんの聖母の姿が焼き付いた。

川口竜也さんのドズー医師が奇跡の真実性を高めた。

瀬戸内美八さんのコメディエンヌぶりも目を瞠る。

お付きのアントワネット、三辻さんが細かい仕種で、福田さんはぶちかましながらシャープに笑いを誘う。

藤澤さんクロワジーヌの歓喜はすごかった!

ニコローの女将さんっぷり、皆を引っ張っていく進む力を紺屋さんに見た。

岩橋さんのアントアンの見守る恋もよかったなぁ。

よいといえば、スピルー家みんな。


多恵さんの見上げる表情は奇跡を見ていたに違いない。



シアタークリエにて。

エディット・ピアフ生誕100周年。


エディット・ピアフ/大竹しのぶさん

トワーヌ/梅沢昌代さん

マレーネ・ディートリッヒ、マドレーヌ/彩輝なおさん

シャルル・アズナブール、ジャン、/伊礼彼方さん

テオ・サラボ、リトル・ルイ、/碓井将大さん

ルイ・バリエ、エディ、/川久保拓司さん

イヴ・モンタン、ジョルジュ、/太田 翔さん

ブルーノ、外国人部隊の兵士、/津田英佑さん

マルセル・セルダン、エミール、/横田栄司さん

ルイ・ルブレ、リングアナウンサー/辻 萬長さん

看護婦、娼婦/池谷祐子さん


大絶賛のピアフ、喝采に包まれた至福を浴びた夜でした。

大竹さんの振り絞る歌に酔いしれ、小気味よい啖呵に唸り、人生に倦み強かに生きる術にもはや口を開けないでいました。

全ての登場人物がピアフに向かって注がれているのがピアフを盛り立てているんでしょうね。

梅沢さんトワーヌの変じない距離と、彩輝さんマドレーヌの控えた慎ましさがすごくよかった。

ピアフ像が大竹さんの姿でしか思い起こせなくなっています。




東京国際フォーラム ホールCにて。


ヘンリー・ジキル、エドワード・ハイド/石丸幹二さん

ルーシー・ハリス/濱田めぐみさん

エマ・カルー/笹本玲奈さん

ガブリエル・ジョン・アターソン/石川 禅さん

サイモン・ストライド、/畠中 洋さん

執事プール、/花王おさむさん

ダンヴァース・カルー卿/今井清隆さん

ベイジングストーク卿/宮川 浩さん

サベージ伯爵、/林 アキラさん

グロソップ将軍、/阿部 裕さん

アーチボルド・プループス卿/松之木天辺さん

ビーコンズフィールド侯爵夫人、/塩田朋子さん

 麻田キョウヤさん

 川島大典さん

 杉山有大さん

 安福 毅さん

 内田美麗さん

 折井理子さん

 七瀬りりこさん

 真記子さん

 三木麻衣子さん

 森実友紀さん


2012年ヴァージョンのジキル&ハイド、4年振りの再演。

よく見知った、それでいて新鮮に感じるジキハイ。

ジキル博士は穏やかで優秀さの影に偏執的な実験の未来を渇望しており、精神が開放されたハイド氏は全てに桎梏のない狂気を宿している。

ハイドは狂気のコントロールを理事会への復讐で保っていて、ルーシーの存在を触媒としていたのではなかろうか。

意のままに出現できるふたつの精神こそがジキル=ハイドの目標だったであろう。

善を健常、悪を疾害。善なる未来を希求するジキル、暗がりに隠された現在を壊滅せんとするハイド。

善悪が揺らぐのが人間臭い苦悩なのだろう。決断する前のジキルが説得力ある石丸さんだった。

濱田さんルーシーは、技芸を拠り所とする、自身の価値を掌握できない娼婦だった。あんなひとが、その目に、で聴かせるのは他者を値踏みする娼婦の目のルーシー自身が憧憬とする愛の対象なのかもしれない。

笹本さんエマも随分と印象が変わっていた。単なる令嬢ではなく、自我の確立した愛を全うするに極めて確乎とした意見を持ち、ジキルの闇を抱ける女性。

信じる愛があるのならば、茨のある道も厭わない。

勁い心のふたりの女性がこれまで以上に印象的だった。






g.LUBにて。

声優増川洋一さんの企画するリーディング。


増川洋一さん

逢澤真言さん

萩本 舞さん

西井由乃さん

後藤祐香さん

佐藤絵里菜さん

さがらのえるさん


吉祥寺のBAから、中野のリーディングへダッシュしました。

息切らしちゃった。

アニメ詳しくないけどNARUTOのロック・リーの増川さんはじめ、役者さん、モデルさん、現役女子高生、ミュージカル女優さんと多種多彩。

すっごく近い距離で声を使うプロの朗読。

声だけでもキャラクターのイメージ湧かせる技量。

会話だけでストーリー語るのスゴイですね。

やー、ホントに親密な時間でした。




スターパインズカフェにて。

月組星組とマチソワしました。


【月組】

ベン/寺元健一郎さん

エイミー/田宮華苗さん

【星組】

ベン/上野聖太さん

エイミー/RiRiKAさん


Pf/久田菜美さん

Gt/成尾憲治さん

Vc/石貝梨華さん


二人芝居にスッカリハマッたBA、前回は劇場公演でしたが今回はホームというべきライブハウス公演。

キャストふたりの距離、ふたりの心、空間を表現するバンド。

BAの作品背景にあるのは樹々を抜けて広がる丘であろうが、BAの音楽には波が感じられる。

心を鎮めるような浜辺の波、ざわめくような磯の飛沫、足をくすぐる潮の引き。津波の前に静かに浚う獰猛さを潜めた静謐。奔流の猛き声。

音楽と、ベン、エイミーとが創りあげる風景。

愛と笑いと涙の、ミュージカルの原風景。



寺元さんベンの真面目な、フットワークの軽い一本気さ。

上野さんベンの積極的な受け身(?)が恋に生きる。

田宮さんエイミーの見守る愛の誠実さ。

RiRiKAさんエイミーの自らに正直であるが故の深き想い。


ベンとエイミーの物語はこれからも演じ続けられる。

至福で、ある。