白い袴は紺屋の羽根飾り(こころいき) -6ページ目

三鷹市芸術文化センター 星のホールにて。

MCR+三鷹市芸術文化センター三鷹市芸術文化センターPresents 太宰治作品をモチーフにした演劇 第13回。


現在のオサム/川島潤哉さん

過去のオサム/小野ゆたかさん(パラドックス定数)

オサムの妻・飛鳥/後藤飛鳥さん(五反田団)

オサムの同級生・紗也/川村紗也さん

オサムの担任教師・堀/堀 靖明さん

オサムの同級生・日栄/日栄洋祐さん(キリンバズウカ)

オサムの同級生・三瓶/三瓶大介さん

オサムの同級生・道田/道田里羽さん

オサムの友人・北島/北島広貴さん

オサムの友人・香苗/伊達香苗さん

医者・櫻井/櫻井智也さん

看護師・小川/おがわじゅんやさん


太宰の「逆行」をメインモチーフとして作られた作品。

星のホールを贅沢に使ってるなぁ。

板上の明るさが際立って非の空間を創りだしている。

原作未読なので、どんな展開かすらわからない。

ホールに備えてあった解説を一瞥、


太宰治の作品「逆行」をベースに、どうにもならなかった男が「何がどうして」どうにもならなかったのかを、明るい罵詈雑言を交えて賑やかに振り返りつつ、結果、週末へと進んでいくユーモラスなお話です。


悲喜劇か?

のっけから面白い間の夫婦劇。

現在のオサムは死に臨んで執着を棄てているんかな。

奥さんの飛鳥も淡々としているようでぶっ飛んだ主張したりして。

あずき粥、インパクトあるなぁ、飛鳥さん激推しだったのはガーリックシュガートーストだっけ?面白すぎる。

過去への遷移が見事!

過去のオサムを演じる小野さんがオサムであることを疑えない。疑いようがないって(笑)

あんなにテンション違うのに。顔立ちだって違うのに。

同級生たちも可笑しいけれど、それを増幅させるのが担任の堀さん。

過去と現在を行き来しつつ、オサムの撒いたものの真相を誰もが知りたくて。

オサムにしてみれば、なんでこうなるのか、いや自業自得なんだけどもう死ぬって時期に蒸し返される苦味。

担当医の櫻井さんがまた妖しい可笑しさで、桜井さんの巻き添えをくうのは看護師のおがわさん。胡瓜!暑いときは胡瓜に限る!リアルにつらそうだったけどホント面白い!!

友人夫婦の浮気話、なんだありゃだけど伏線を繋ぐブリッジであったり、感心させられる。

すごくドラマチックな筈の心中話をサイドストーリーだけで繋いで見えない影を映し込んだ珠玉。

過去も現在も流れゆく時のなか一葉に収めた。

何度でも語りたい、面白い!










新国立劇場 中劇場にて。


ジョバンニ/浦井健治さん

アナベラ/蒼井 優さん

ソランゾ/伊礼彼方さん

ボナヴェンチュラ/大鷹明良さん

ドナード/春海四方さん

ポジオ/佐藤 誓さん

ブターナ/西尾まりさん

リチャーデット/浅野雅博さん

ヴァスケス/横田栄司さん

ヒポリタ/宮 菜穂子さん

フローリオ/石田圭祐さん

枢機卿/中嶋しゅうさん

グリマルディ/前田一世さん

バーゲット/野坂 弘さん

フィロティス/デシルバ安奈さん

警吏・悪党/川口高志さん

警吏・悪党/熊田昂治さん

警吏・悪党/寺内淳志さん

警吏・悪党/峰﨑亮介さん

警吏・悪党/坂川慶成さん

娘/鈴木崇乃さん

娘/斉藤綾香さん

娘/高田実那さん

娘/大胡愛恵さん


ジョン・フォード作のエリザベス朝演劇。

兄妹の狂おしい愛と魂を揺さぶる官能の悲劇。


十字の路は直向きな愛と負うべき罪の道行きなのだろうか。

光がまばゆい、見透かれそうな心に差し込むかのように僅かな隙間から漏れ光る。

陰は深い、讐を追って生きる故の暗闇か。

壁に映りこむ絵画に揺れる姿。

おぞましいほどに美しい赦されざる愛と。

その愛を憚るように罪を重ねる。


バーゲットとポジオが奇矯な明るさで、ドナードが諦観の人生で、枢機卿の傲岸で、ヴァスケスの暗躍が理を詰んで、アナベラが堕ちてゆく美しさで、ジョバンニが破滅の狂気で。


マリンバが心ざわめく綺麗さを含んでいた。


この世は舞台。

息づいた破綻が散りばめられた花弁に飾られた。






シアター風姿花伝にて。

エンテナ PLAY UNION第三回公演。


4本のオムニバス公演


「嘘つきアリアと不思議な幽霊屋敷」脚本・演出 桃原秀寿さん

アリア/駒谷仁美さん

片足のジョー/山﨑玲央さん

ルリ/布施郁奈さん

三毛不二子/工藤鮎璃さん

GOD/斉藤京之介さん

ガル男/大森宏太郎さん

蛇美羅/藤井玲子さん

ポンポ子/柳 みゅんさん

ドラ吉/新垣ゆりかさん

ゼリー/旭谷 純さん

グリー/近藤亮磨さん

アレグラーGX/黒川智也さん


幽霊たちの棲む屋敷に迷い込んだアリアとルリ。

ほぼ説明なしに投げ込まれた話しなんですけど、それが実は伏線にもなっていて不思議な屋敷の住人たちの素性も…



「シンクロナイズドインベーダー」脚本・演出 市川大貴さん

慧/平野隆士さん

カンナ/影山靖奈さん

りほ/中野由紀子さん

航/市川大貴さん

工藤マネージャー/北尾林太郎さん

このみ/金澤真央さん

パリマ/和世レオさん

国王サリバス/小島 舞さん


バンド内のドタバタからインベーダーに肉体を乗っ取られ防御の手筈を考えたけど…

侵略の論理が提示できているので納得してしまうラスト。



「PREY ON」脚本・演出 中島大地さん

野下 実/緑川 睦さん

神谷憲次/石崎 翔さん

今堀杏里/重清もも子さん

白尾/脇坂春菜さん

峰村/山田茉莉さん

大曲/堀川茉子さん

国見/一条龍之介さん

牛込/中島大地さん


恐怖に慄く普通の男。襲う捕食者と、捕食者を狩るオンブル。

得物に力を与えられ、立ち上がる。

捕食者たりえず愛に命を捧げた女性のために。

命を賭して道を指し示した仲間のために。



「幸せの万華鏡」脚本・演出 中路貴之さん

大野 翼/小俣一生さん

木月さくら/御崎かれんさん

遠藤武志/高水裕樹さん

木月すみれ/手塚理佐さん

清水梨華/笠井琴美さん

田中涼子/齋藤彩香さん

今井重美/高橋亜梨沙さん

高田篤弘/海本博章さん


幸せと思うものは常にかわる。幸せをかえようと思えば全てがかわる。

求めるものはとり返しのつかぬ過去。

委ねた未来に希望をつなぐ。







吉祥寺シアターにて。

天才劇団バカバッカ vol.17



殿下勇気/木村 昴さん

松丸千香/白石涼子さん

小車正/野村龍一さん

天本翔/赤間直哉さん

関間剛/森谷勇太さん

白井光/津賀保乃さん

新堀愛/酒井 瞳さん

津郷礼二/別所ユージさん

鳩山いつお/白倉裕二さん

下井戸直子/横内のぞみさん

夢っちょん/弘松菜摘さん

Giacomo(ジャコモ)/アレックスJ.Dさん

Jermaine(ジャーメイン)/副島 淳さん

Jeremy(ジェレミー)/レノ聡さん

Simone(ジモーネ)/木村飛鳥さん

アークトゥルス/河村 唯さん

ポラリス/山口磨美さん

アルビレオ/内藤大希さん

紫村雪/坪井未来さん

警官、アナウンサーなど/與座和志さん

スーツアクターなど/石田周作さん


ず~っと気になっていた団体、バカバッカを観てきました。

十人十色、多種多彩、個の尊重。

笑いの色もたくさんあって。

コケ笑い、冷笑、爆笑、ヒネリ笑い、心動かされて微笑んで。

キャラ立ちしてる上にソコを乗せていくキャストの力量。

木村さんと内藤さん、歌スゴイな~、ジャイアンさすが!たなかみりんぼし流石!

出落ち集団と、その周りで蠢いてる笑わせ集団。

やりきれないことがあったって、前に進んで行くんだ!

渋谷に負けるな、武蔵野市!


バカバッカは、凄かった!!!







g.LUBにて。

リーディングに行ってきました。


増川洋一さん

澤井俊輝さん

山田成吾さん

兼田明洋さん

有坂優弥さん

川井優沙さん

MAIさん

小串由佳さん

徳本小百合さん

加藤 淳さん


六月梅雨時ですが雲ひとつない日差し。

雨にちなんだ朗読劇。

ハイダウェイ二回目ですが、主宰増川さんの言によれば目の前に並ぶ客相手に動じない演技を培うのも目的のひとつだそうです。

近いものね。超至近。

だからか、真っ暗ななかビールの匂い目指して位置取りするとかしないとか。それを聞いて増川さん「それじゃ演出変えるか。並び変えて。一回ハケて」って鬼ジョーク。

メインのお話しはインナータイムトリップもので面白かったです。

上書きされた記憶に、愛が戻るか。質量のあるお話しでした。


キャスト目当てじゃなくても、都合合えば通おうかと思えます。面白いね、リーディング。