三鷹市芸術文化センター 星のホールにて。
MCR+三鷹市芸術文化センター三鷹市芸術文化センターPresents 太宰治作品をモチーフにした演劇 第13回。
現在のオサム/川島潤哉さん
過去のオサム/小野ゆたかさん(パラドックス定数)
オサムの妻・飛鳥/後藤飛鳥さん(五反田団)
オサムの同級生・紗也/川村紗也さん
オサムの担任教師・堀/堀 靖明さん
オサムの同級生・日栄/日栄洋祐さん(キリンバズウカ)
オサムの同級生・三瓶/三瓶大介さん
オサムの同級生・道田/道田里羽さん
オサムの友人・北島/北島広貴さん
オサムの友人・香苗/伊達香苗さん
医者・櫻井/櫻井智也さん
看護師・小川/おがわじゅんやさん
太宰の「逆行」をメインモチーフとして作られた作品。
星のホールを贅沢に使ってるなぁ。
板上の明るさが際立って非の空間を創りだしている。
原作未読なので、どんな展開かすらわからない。
ホールに備えてあった解説を一瞥、
太宰治の作品「逆行」をベースに、どうにもならなかった男が「何がどうして」どうにもならなかったのかを、明るい罵詈雑言を交えて賑やかに振り返りつつ、結果、週末へと進んでいくユーモラスなお話です。
悲喜劇か?
のっけから面白い間の夫婦劇。
現在のオサムは死に臨んで執着を棄てているんかな。
奥さんの飛鳥も淡々としているようでぶっ飛んだ主張したりして。
あずき粥、インパクトあるなぁ、飛鳥さん激推しだったのはガーリックシュガートーストだっけ?面白すぎる。
過去への遷移が見事!
過去のオサムを演じる小野さんがオサムであることを疑えない。疑いようがないって(笑)
あんなにテンション違うのに。顔立ちだって違うのに。
同級生たちも可笑しいけれど、それを増幅させるのが担任の堀さん。
過去と現在を行き来しつつ、オサムの撒いたものの真相を誰もが知りたくて。
オサムにしてみれば、なんでこうなるのか、いや自業自得なんだけどもう死ぬって時期に蒸し返される苦味。
担当医の櫻井さんがまた妖しい可笑しさで、桜井さんの巻き添えをくうのは看護師のおがわさん。胡瓜!暑いときは胡瓜に限る!リアルにつらそうだったけどホント面白い!!
友人夫婦の浮気話、なんだありゃだけど伏線を繋ぐブリッジであったり、感心させられる。
すごくドラマチックな筈の心中話をサイドストーリーだけで繋いで見えない影を映し込んだ珠玉。
過去も現在も流れゆく時のなか一葉に収めた。
何度でも語りたい、面白い!