白い袴は紺屋の羽根飾り(こころいき) -15ページ目

JOY JOY STATIONにて。

Tip TapのLifeシリーズ最終作。

白猫チーム、黒猫チームの順にマチソワ。


〈白猫チーム〉

丹宗立峰さん

木村花代さん

田中里佳さん


〈黒猫チーム〉

小林遼介さん

池谷祐子さん

平川めぐみさん


小澤時史さんのピアノが いま を奏でている。

年の瀬の、開演前の、そして時の流れるなかでの、いま。

気忙しくも楽しく、楽しくも張りつめ、張りつめたなかで世過ぎに暮らす、いま。

音楽に潜みながら、キャストが世界を固めていく。

人生の一幕が演じられていく。



男は俳優を志していた、今は非常勤講師。

非常勤講師にもかかわらず、教育実習生の指導をしている。

教育実習生は、恩師に憧れて教師を目指した。

男の家には女の姿がある。

男の妻、かつて教師だった。

今は猫に話しかけている、苦手だった猫に。

今を生きる。

今を生きよう。


いきなりの一曲目で暗示されてしまっていますが、素敵な世界観でした。

教育実習生が予想以上の大活躍!

田中さんの初々しく救いを与える健気さ、平川さんの目まぐるしい表情の魅せ方、絶対いい教師になる筈。

男の隠している秘密。

丹宗さんの絞り出す、ひとがひとと織りなす歴史。

小林さんは、飲み込んで吐きだす激しさに憂いを放つ。

女。そこに在るようで、いない。男がすがる残像、教え子の成長を促す追憶。

木村さんの存在感、見守る優しい眼差し。

池谷さんに見た幽明。突き刺すようで通り抜ける視線。


今を生きている実習生が、今を生きられない女の言葉を今を拒む男に伝え、愛の歴史を紡ぎなおした。

生きることの素晴らしさを見ました。






ムーブ町屋にて。

PinkDrunk第9回公演。


どうやらサーカスの話しらしい、というのでどこか時間とれないかなー?と探したこの日。

トリプル観劇になってしまう日程、〆に選んじゃって体調大丈夫か?不安尽きないながら千代田線へ。


さゆり/長谷川ゆうりさん

団長/あなぐちえみさん

ミィヤ/美香さん

フープ/ムラカナさん

コルベーラ/恵麻さん

リオ/齋藤久美子さん(G-Rokets)

とめ/根本 愛さん

サンポップ/椎原夕加里さん(G-Rokets)

としこ/吉田さん さん

ボロッシュ/ともよさん

セピーノ/MAKIさん


彷徨うほうのワンダリングをダブルミーニングにしていました。


明るさと切なさと、行きついた道と戻るべき場所。

答えは与えない、夢の先に還りつく。


弾むような音楽、ときに哀しさを負う登場人物、楽しくあるための逞しさ。


スッゴク充足した作品でした。

プログラムやCD以外を物販で漁るの久しぶりだったー!

ちょっと追っかけたい団体になっちゃいました。





新宿眼科画廊 スペース地下にて。

翠座第5回公演。

ピュラチームを観劇。


猿渡チハル/北川まりもさん

大木チナツ/椛島 歩さん

久保チアキ/金田唯里さん

女/知江崎ハルカさん


公園に集まる三人の女。通り過ぎる1人の女。

不思議な三人の関係。

たった二度(?)あっただけの名の似かよう三人。

チハル、製薬会社研究員。

チナツ、会社員ただしホームレス。

チアキ、キャバクラ嬢。

毒を含み、斜目に社会を風刺し、適合しているようで不満の溜まる暮らし。

三様に生きながら、ふいに訪れる気のおけない間柄。

名残りを刻む女。

刻みは痕のように。

燃やしたいもの。

燃やせないもの。

火はプロメテウスがもたらした。

パンドラの匣には希望が隠れていた。

エピメテウスは悔いたのだろうか。



傍目で夢を眺める公演の片隅…






神奈川県民ホールにて。

年に何度かおおきなおともだちするようになりました。

当初目論んでいた日程は一般発売当日に予定枚数終了!

ひえぇ~~、おめでとう~、と思いながら日程調整しなおし!

無事とれたのは、一年前と同じ神奈川県民ホールの朝イチでした。

大嵐の朝、通勤電車に乗るのは勘弁願いたくて(案の定横須賀線あたりは遅延発生)一旦逆方向に逃げてNEX(初めて乗った~)を選択。おかげで車内でユックリ。

みなとみらい線はお子さま連れがたくさん!雨やむといいね、と思いながらカフェでモーニング。

地上に出たら!晴れ出たら!晴れ

晴れてるo(^▽^)o

毎度ワクワクのしまじろうですが、今回はちょっとシンミリしてからドキドキワクワクになりました。

おねえさんたちのダンス、お見事なんです。

ダンサーのおねえさんは客席まで来て踊ってくれるので、これも見もの!

歌のおねえさんの衣裳は1年前と同じでした!

いつものことだけど

右手を上げて、元気よく

マッタネーラブラブ!



三鷹市芸術文化センター 星のホールにて。

(青年団の山内健司さんとは別人の)山内ケンジさん作・演出。城山羊の会公演。


イズミタカシ/吹越 満さん

映子・仙子/松本まりかさん

百子(娘)/安藤輪子さん

叔父(丸山)/岩谷健司さん

叔母(キヨミ)/島田桃依さん

中村ヒロ/重岡漠さん

舟木/金子岳憲さん

高崎馬/岡部たかしさん


劇場の支配人…森元隆樹さん


初めての城山羊の会でした。

ですので…森元さんが何者か知らなかった訳です。

…やられたっ。

客席を舞台に引きこみ、それでいながら目の前で行われるのはお芝居である、と断ずるオープニング。

気付いたときには話しが始まっている。少しダブリながら。


吹越さんは、高等遊民というのかな、なんか曲者っぽいのと韜晦するような笑みを浮かべて、静の演技かと思うと動の場面の迅さに目を奪われました。

松本さんのオトナ~なエロ、設定にあるように匂いたつアソコを仕込んでいるそうですが、庇護を求めるような表情と相まってオトコを惑わせるに充分なオンナ。色気じゃなくて、妖しい花に寄せられるようなココロざわめく演技でした。

安藤さん演じる娘は、幼さを漂わせながらイキナリ蠱惑的なシーンに。いたたまれないとも、いかがわしいとも、そんな居心地の悪いいやらしさでありながらお芝居に惹きつけられてしまいました。

居心地の悪さに、こみあげる笑い、動と静の狭間に不可思議なリアルさ、欲に奪われてしまう抜け出せない夢のような、でもその夢にまた入りたいような、そんな世界…。


ハマリそうです。