子供の頃にポンプ屋になりたいとは思わなかった。
悪たれジャイアンツを読んで野球選手になりたいと思った。グランプリの鷹を見てカーレーサーになりたいと思った。
スキーで食べたいとも思ったがメーカーに所属しても山に上がっても叶わなかった。
そしてなぜか今人生のなかで一番スキーをしている、ポンプ屋なのに。
大阪駅の歩道橋でギターを弾き鳴らす青年。歩いている人をも止める訴求力。
しばらく聴いてアルバムを一枚購入した。
彼はポンプ屋にはならないだろう。
パンクロッカーが顔に墨を入れるのは意味以上に覚悟がある。
若い=可能性