今年の夏から、鮎の友釣りを始めてみました。
前からずっとやってみたかったのですが、今回思い立ちました。
川でシーバス(スズキ)を狙っていた時、偶然鮎が掛かった事がありました。
その時、なんて綺麗な魚なんだろうと思い、何故か強くこの魚を専門に狙ってみたいと思っていました。
フィッシュイーターのベイトにもなる鮎に詳しくなる事は、シーバス(スズキ)やアカメを狙うにしても、凄く有意義だとも思いましたし、繊細な友釣りを行う事によって、他の釣りのレベルも必然と上がると思いました。
兎に角、行動に起こさない理由が見当たりませんでした。
友釣りは全てが初めての初心者ですので、まずは道具や仕掛けを揃える事から始めました(^^
ハヤシ釣具(フィッシングハヤヤシ)さんで、渓流の鮎コーナーを見ていると見慣れない言葉が沢山あります。
サカサ針? つけ糸? 複合メタル? 編み込み機? ヤナギ?
渓流釣りは少しだけやった事があるのですが、何を揃えていいのかさっぱり分かりません。。。
友釣りは、仕掛けから独特なんですね。。
道具の前に本とDVDを買って猛勉強しました(^^
直ぐに、ロッドや友舟、タイツなど一式揃えましたが、当初6万円程度の予算で揃えようとリストまで作っていたのですが、あれやこれやと選んでいる内に結局10万円を軽くオーバーしてしまいました(^^
仕掛けは、その内自作と思っていますが、まずは色々と試して感覚を身に付ける事が先決です。
自分に合う合わないもあると思いますので、とりあえずナイロン・メタル・複合メタルの完全仕掛けと替え仕掛けを購入。
後は仕事を調製する(サボる)だけです(^^
思い立ってから10日程経った日、やっと待ち望んでいた日が訪れました。
(この間、ずっと頭の中は友釣りの事ばかり)
前日は、頭の中で色々とシュミレーションしたり、何度も荷物を確認したり、鮎の写真を見たり(^^
小学生の頃に、初めてチヌ釣りに言った時の前夜と全く同じ気持ちです。
大人になってから、こんな気持ちになる事はそうそうないです。
釣りに行っていないこの10日間でさえ、なんて素晴らしい期間だったのだろうと思えてきて、凄く幸せな気持で眠りにつきました。
◆1回目
初日は須崎の新荘川にしました。
理由は少し地理に詳しいからだけです(^^
前日に何ヶ所か下見をした際に、何人かの友釣り師がいたので大体の釣り場は分かっています。
1日の時間取れなく、3-4時間程度になりましたが、強行します(^^
釣れなくても良いので、フルタイムで釣れる時までに、竿を出す感覚だけでも味わいたかったからです。
須崎のまるなか釣具さんに寄り、オトリ鮎を購入します。
遊魚券は年間が切れていたらしく、笹岡釣具さんで別途購入。
最初は、笹野で竿を出しました。
釣り人は誰もいません。
浅いチャラ瀬がありますので、そこで釣る事にしました。
初めて竿を出した感想は、こんな浅い所で釣れるのかと言うこ事でした。
いつも10-30m程度の水深の所で釣りをしているので、実に数十センチという水深に違和感を感じます(^^
タイツとブーツを履き、ベルトを締めます。
格好がそれらしくなると、身が引き締まります(^^
全てが初めてなので、仕掛けにもたつきます。
オトリを付ける動作ももたつきます。
この時点で、汗だくです(^^
生まれて始めての友釣り第1投!!!
気合を入れます!!
。。。
どうすれば、オトリが泳いでくれるのでしょうか。。。
テンションが掛かった逆の方向にオトリは泳ぐらしいので、色々と試してみます。
難しいです。。
どんどんとオトリが弱っていきます。
海の泳がせ釣りとは全く感覚が異なります。
初めてなので、何がアタリかも分からないのですが、とりあえずアタリはないようです。
少し川幅が狭くなっている場所があったので、そこにオトリを入れてみます。
流れが速く、オトリが水面に出てきます。
竿を寝かせれば良いのかな???
少し重くなったような気がしましたので、仕掛けを上げてみます。
!?
凄く小さいですが、何か掛かっています!!!
慎重に慎重に寄せてきます。。。
ゆっくりと寄せてきたつもりですが、
途中で針が外れてしまいました。。。
悔しいです。。
この後は何も釣れなかったので、新土井、姫野々と回ってみましたが、鮎の姿を見る事はありませんでした。
せめて1匹釣って、掛ける感覚を知りたかったです。
◆2回目
3日後に津野町の北川川にリベンジに行って来ました。
釣具屋さんで情報を聞くと、解禁から2週間程度経っていますが、そこそこ釣れているようですのでここに決定しました。
何とか1匹目を釣り、感覚を覚えたいです。
この前日に、雨の中2時間かけて、上の郷から、下の中平の辺りまで、下見に行ってきたので、釣る場所は大体わかったのですが、良いポイントは分かりません(^^
今回は、午前・午後ともに釣る時間があるので、じっくりと友釣りを楽しみたいと思います。
川田さんと言うオトリ鮎屋さんを発見したので、おとりを3匹購入。
1匹おまけで貰ってしまいました。
今後も通わせて頂きます(^^
偶然ですが、なんと川田さんは私の知り合いの友人でした。
屋久島釣行で形見竿の話をしましたが、昨年天国に上られた知り合いのおじさんの友人でした。
またまた、おじさんに天国からプレゼントを貰ってしまいました(^^
色々と話をしていると、この直ぐ下でもそこそこ釣れているようですので今回はここに決定。
前日までの雨で、増水しているようです。
この日は雨は少し降ったり止んだりしています。
釣り人は、既に2人います。
仕掛けとオトリ鮎をハナカンに通す作業は、前回で少し要領が分かったので前回よりは早くなりました(^^
瀬があるので、とりあえずそこを狙ってみる事にしました。
瀬の釣りは初めてなので、直ぐにオトリを弱らせてしました。
1時間程たったと思いますが、竿を寝かして瀬の中で止めていると、ぐーと引っ張られる感覚が来ました。
これがアタリ???
ゆっくりと寄せてくると、
鮎です!!
抜き上げ成功!!
やったー!!!
川のせせらぎの中で、心の底から湧き出てくる歓喜を感じます。。
凄く凄く嬉しいです。。。
生まれて始めて友釣りで鮎を釣りました。。
20cm程度で綺麗な追星があり、なんて美しい魚なんだろうと暫く眺めました。
日常の事など全て忘れて、頭の中は真っ白です。
私は、生涯この瞬間を忘れる事はないでしょう。
また生きる糧が一つ増えました。
嬉しさの余り一人でぶつぶつ言いながら、友舟のある位置まで戻ります(^^
記念鮎には直ぐにオトリになって貰います。
仕掛けが木に絡まり、切れてしまったので、試しに水中糸を複合メタル(ダイワ メタコンポ)に変えてみました。
複合メタルの感覚も身に付けたいです。
(木に引っかかった時に、ついでにどの程度で切れるか考えながら引っ張ってみましたが、こんな細い糸がこんなに強いんですね。)
仕掛けとオトリを変えて、直ぐに再開。
複合メタルは、水流の抵抗がナイロンと全く違うのですね。
全然抵抗を感じませんし、感度が凄く良く、底に針が当たった感覚さえダイレクトに手元に感じます。
昔、初めてPEラインを使った時の感覚に似ています。
もっと色々と試さないと分かりませんが、複合メタルの感覚は、ナイロンより好きかも知れないです。
ナイロンと同じ角度で竿を寝かすと底に掛かりますので、少し角度を上げます。
すると、直ぐにアタリがありました!!
今度は、感度が上がっているのか、鮎の掛かり方が違うのか分かりませんが、手元にグン!!と感じました!!
またまた、抜き上げ成功!
15cm程度で小さいですが、2匹目(^^
これが友釣りの感覚なんですね。
楽しすぎです(^^
瀬に少し緩んだ部分があり、そこにオトリを誘導します。
上手く誘導出来ました。
ラインは緩めずに、竿先に負荷が掛からない程度に張ります。
コツコツっとした感覚があります。
これが、前アタリなのでしょうか???
暫く待つと
ゴン!!
今回は、鮎が掛かった感覚がはっきりと分かりました。
楽しい(^^
その後も、15-17cm程度を2匹追加して正午になりました。
夢中になり過ぎて、あっと言う間に時間が経ちます。
友人がお弁当を持って来てくれたので、昼食にしました。
お弁当代は、鮎3匹と交換です(^^
午後からは雨が強くなりました。
ずっと水に入っているので、かなり寒いです。
釣り人は、入れ替わり立ち代りで直ぐにいなくなりますが、ずっと誰かがいる状態です。
友釣りは、色々と場所を移動する方が良いのでしょうか。
数百メートルの範囲を歩いて探りましたが、釣れるのは午前中に釣った瀬のポイントのみ。
上手な方が釣るともっと釣れるのでしょうが、初心者の私は午後から2匹追加のみ。
時間が15時になったので、そろそろ撤収しないといけなくなりましたが、試しに6.5号のチラシ針を付けてみます。
これも試してみたかったです。
すると、びっくり。。
1投目で、鮎がかかりました。。
何が違うのか私にはまだはっきりとは分かりません。
ただ、何かが違うと言う事だけは、感覚で実感しました。
チラシで、3匹追加。
綺麗に背中に掛かっていました。
本日は、ここで終了。
釣果は、午前中5匹、午後5匹。
合計10匹でした。
初めて友釣りで鮎を釣ったので、この釣果が良いかどうかは分かりませんが、私は凄く満足です(^^
試せた事も沢山ありました。
試したい事も沢山増えました。
納得のいく事も、いかない事も、沢山ありました。
全てが初めてなので、吸収率が凄く高いです。
それは凄く楽しい事です(^^
他の釣りは、そこそこ上手くなってきたとは自信がありますが、この感覚が薄くなった部分もあると思います。
慣れや思い込みは、向上の妨げになると言う事を、友釣りを通して改めて感じました。
自分は一応トーナメンターなのですから、人に言われる前に反省をしようと強く思いました。
今回の釣行を終えて、他の釣りと違う部分を考えてみました。
友釣りは、まず荷物が凄く少なくすみます。
磯釣りと比べると、何か忘れ物があるのではないかと思うぐらいに、荷物が少なくすみます(^^
あと、始めるまでは凄くお金のかかる高級釣りのイメージがありまししたが、全然お金は掛からないですよね。
最初に揃えるものも拘らなければ5-6万円で揃いますし、あとは遊魚券と仕掛けくらいのもので、仕掛けは工夫次第で何とかなります。
オトリは、最初の1匹目を鮎ルアーで釣って、ゼロに抑えている方もいるみたいですね。
(鮎のルアー釣り禁止のところもあるようですので要確認。)
一番大きかったのは、海水と真水の違いです(^^
海水の釣りは後片付けに凄く手間が掛かりますし、道具にも気を使います。
でも、海水の釣りでも、フカセ釣りやルアー釣りは全く異なりますし、今度比較図でも作ってみます(^^
仕掛けは凄く繊細で複雑で、奥の深さの片鱗を感じました。
ここも友釣りの面白さなんですね。
後は、体力が必要ですね(^^
体力といっても、持続力です。
磯釣りは瞬間的な力がメインですが、友釣りは持続した力だと思いました。
100m走とマラソンみたいな感じですかね(^^
イメージは、
磯釣りは豪快。
友釣りは繊細。
車のレースで例えると、
磯釣りは、ラリーレース。
友釣りは、F1(フォーミラーワン)。
のような感じがします(^^
楽しい釣りを覚えました。
早く次も行きたいです。