2018年初グレ釣り in 高知県興津(イッシ)  巨大生物現る!!の巻 | 竜雲斎の土佐(高知)の釣りブログ

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今年の初釣りは、高知県の興津に行って来ました。

朝6時程度に市川渡船さんに到着すると、太公望が30人以上はいます。
お正月前後の高知の磯はもいつも大混雑です(^^

全員は一気に船に乗れないので、私達は2番船で一番沖にあるイッシという一級磯に、6名で上げてもらいました。



 

 

 

 

 

磯に上陸すると、南側には既に2名の釣り人が上がっていますが、イッシはかなり大きい磯なのでまだまだポイントはあります。

私は西側の中間程度で釣る事にしました。

水平線から昇ってくる2018年の初日の出を見ながら釣り開始。
今年も健康で釣りが出来る事が嬉しいです!

今年の最初の釣りですので、せめて1匹はグレを釣りたいですね(^^


まずは、フカセ釣りのセオリー通りに攻めてみますが、反応はありません。

底までエサを落としても、サシエも取られない状態が続きます。


グレの活性が凄く低いようです。
グレは棲みかからあまり離れていないと思うので、シモリ周りなどを丁重に攻める方法に変更です。

どこにグレの住みかがあるか分かりませんが、ここが良さそうだとなと思う所を感で攻めています。

たまに、サンノジ(ニザダイ)やヒダリマキ(タカノハダイ)が竿を曲げてくれますが、グレの反応はありません。


このヒダリマキと言うお魚はグレ釣り師には嫌われ者です。

グレの活性が落ちる水温低下でも良く動きますし、潮が動かない場所を好みます。
なので、特に冬にこのお魚ばかり釣れてくると、グレが釣れない方式が当てはまってしまう事が多くなってしまいます。
でも、結構美味しいですよ(^^


暫くして沖の方を見てみると、結構な数の湧きグレが泳いでいます!

ギリギリ仕掛けが届きますので、試しに仕掛けを投入してみますが、食ってきません。
エサを食べない湧きグレでした。
水面直下で何をしているのか分かりませんが、エサを食う気は全くないようです(^^



数時間経過、

まだ、グレが釣れる気配がありません。


20m程沖に沈み潮を見つけたので、ゆっくりとサシエを沈めていきます。

竿2本以上沈めた辺りで、ラインが少しだけすっと動いたような気がします。。

アタリかどうか分からないので、ラインを張って竿で聞いてみると重みがあります。。


バシン!!と合わせると、気持ちの良い重量感が竿全体に乗ってきました!

引きもグレに間違いありません!


かけた瞬間に根ズレの感覚がありますので、慎重にやり取りをして、上がってきたのは


38cmの口太グレ!!



そんなに大きくはないですけど、初グレなので凄く嬉しいです(^^



ただ、魚体は白っぽく、やる気はなさそうです。

底の方の弱いアタリで白っぽい魚体、ハリスもズタズタのダメージ。。

このグレは、住処の上にたまたまサシエが落ちて来たので、反応で食っただけかも知れません。

今日は、グレが食い上げてくる事はなさそうですね。。


案の定、連続で釣れる事はなく、また沈黙の時間が続きます。




暫く経って、ふと沖の方を見ると、小さい島があります。


あれ?

あんな所に、島なんてがあったかな?

と思っていると




凄い水しぶきと共に、その島が動き出しました!?




なんと

 

 


クジラ(鯨)です!!



生まれて初めて、自然で泳いでいるクジラを見ました!

生き物がこの大きさになると、感動や恐怖を通り越して、只々唖然となります。。
映画や本では絶対に現す事の出来ない、凄まじい迫力です。。


クジラのかなり近くでカヌーを楽しんでいる人がいましたが、クジラが現れた瞬間凄いスピードで陸に帰って行きました。
気持ちはわかります(^^

鯨は直ぐに潜って、どこかにいなくなりましたが、こんなのがいると魚は釣れるのかなと、少し心配になりますよ(^^



竿2本までは、サシエも取られないので、底を重点的に狙います。

重い仕掛けで一気に落とすと食わないので、出来るだけ軽い仕掛けでゆっくり落として、食い気を誘いたいです。

出来るだけグレに違和感を与えたくないので、4号の小針を使いたいですが、重量も欲しいので、針を閃烈グレのにミドルからヘビーに変更。
この少しの差で、仕掛けの振る舞いが大きく変わってきます。
そんなに潮が動いていないので、出来るだけガン玉は打ちたくないです。

ハリスは、底での根ズレがあるので、リュウガを使用していましたが、今日は食わせ重視にしたいので、柔らかくしなやかなセンガに変更。
号数は、自信がないので1.75号以下には下げたくないです(^^
リュウガとセンガは逆の特徴を持っていますので、状況によって変更がしやすいです。

あとは、ウキのバランサーの重さを変えたり、自分の立ち居地を変えてラインの抵抗を変えてみたり、同じ事は繰り返さず、2-3投に1回は何かを変えて行きます。
短気で根気がないので、同じ事が出来ません(^^



残り時間、1時間程度

少し沖に、潮目が出来ました。
手前のサラシからその潮目にゆっくりと流して、様子を見ます。

またまた、底の方でラインを軽く引っ張るアタリ!!


ゆっくりと合わせると、グレのような引きです!


上がってきたのは、口太グレ!!


1匹目より少し小さいですが、狙い通りで2匹目が釣れたので凄く嬉しいです(^^




その後は、グレは釣れずに納竿しました。

亀ノ手を取って、港に帰ります(^^



港に帰って船頭さんに全体の釣果を聞いてみると、なんと誰もグレは釣っていないと言う事でした。

イッシに上げて貰って良かったです(^^


今年も楽しい釣りがしたいです。
皆さん、今年もよろしくお願い致します。

初釣り、楽しかった(^^








【結果】

口太グレ 35-38cm

合計 : 2匹 (サンノジ・ニザダイ多数)



【釣行データ】

日時 : 2018年1月2日
場所 : 高知県 興津
天候 : 晴れ
  潮 : 大潮
渡船 : 市川渡船 (tel:0880-25-0752)
〒786-0046 高知県高岡郡四万十町興津2100-48



【タックル】

ロッド : ダイワ メガディスハイパー 1.85号-53
リール : ダイワ プレイソ 2000LBD2

道糸 : Ligare(リガーレ) ガナドール1.75号
ハリス : Ligare(リガーレ) リュウガ1.75号 ゼンガ1.5号~1.75号
針 : ヤイバ閃烈グレ ミドル・ヘビー(茶)4・5号

ウキ : GREX+(グレックス) TESTA(テスタ) L00号 + 自作ウエイトバランサー
パーツ : ストッパー・潮受け

マキエ : オキアミ生6kg + つりまん(カラーグレ×2袋)
サシエ : オキアミ生M・自作加工ボイルS・自作加工オキアミM・自作芝エビムキミ×2種類

その他 : 
ハピソン・エクセル・ベルモント・プロックス・昌栄・ユンケル