透明感! | アンレーおじさんのブログ

透明感!

皆さん こんにちは!

 

今日は透明感について語ってみたいと思います

「透明感イメージ」で検索してみました 

その中から私がダイア選びやダイアモンドジュエリー作りでイメージしている透明感画像がございました

 

 

何と言うんだろう この画像から感じる”白さ” ダイアからダイアモンドジュエリーからこの”白さ”を

感じ取れるのかどうかが上質かどうかだと思います

 

皆さんもダイアモンドジュエリーを見る時に そのジュエリーからこの”白さ”を感じ取れるかどうかを

判断基準にされると良いのではと思います

 

この”白さ”を感じさせるダイアモンドは 読んで字のごとくクラリティとプロポーション(カット)が大切です

 

 

実際的には画像のクラリティの中で”I1”となっているところ この感じが日本では”SI2”になっているので

透明感は落ちます

 

 

又カットが悪いとダイアが暗くなるので”白さ”が感じられなくなり透明感が落ちます

以下はカットの良いプリンセスダイアとカットの悪いプリンセスダイアの比較です

 

プロポーションが悪くダイアが暗いと”白さ”に暗さが入り込むので 透明感が感じられなくなります

 

 

ちょっとこの画像はオーバーで1ct で Ideal でしたら直径は6.4-6.5㎜ なので 

6.3㎜でDeep は可哀そうで実際は6.1ー6.2㎜位かと思います 

 

メレダイアが多く使われているジュエリーでは カットが悪くインクルージョンが多く色も悪い

低級なメレダイアは誤魔化しようがありません↓この差をご覧になって下さい

 

 

 

 

正直に申し上げてこの”白さ”をダイアモンドジュエリーに実現させるのは”至難の業”ですが

私はダイアモンドジュエリー作りの目標にしております

そしてどこかにこの”白さ”を感じて頂けるジュエリーかどうかを評価基準にしています

 

透明感とは直接関係がないのですが ついでにカラーについて申し上げますと 

時々お客様からお値段を安くという意図で「色を落としたらどうですか?」と聞かれることがございます

 

確かにこの画像からも Near Colorless なら分からない(気がつかない)ように感じられると思いますが

実際は”Gカラー”は別にして HIJカラーは黄味が出ますので出来れば避けられた方が

良いと思います(Gカラーも多少出ます)

 

スーパーブランドのT社は低めの値段帯を作るのにI や Jカラーを使っていますが キズのあるSIは

ブランドとして使えないので 苦肉の策であると思います

 

私は基本Fカラー以上をおススメし どうしてもご予算がとおっしゃるお客様にはGカラーを使う場合があります

 

最後に最近はダイアモンド或いはジュエリーを動画で見せたりしていますが 

動画は光を当ててダイアを動かすので暗いダイアでも明るく見えて参考になりません

 

こういう比較は静止画の方が正しく出来ると思います

 

 

 

 

 

                                            アンレーおじさん