アンレーおじさんのブログ
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ダイアモンドの原石のお話

皆さん、こんにちは。

雨すごかったですね~ 大阪は早朝まで激しく降りましたが、今は小休止、ようやく晴れています。

九州と岐阜、長野は特に凄かったようですが、皆さんのところは如何でしたか。

 

さてダイアモンドは4Cと言われるグレード表示を、工業製品のスペックと同様に扱われ、その結果多くの誤解が

あるように思います。

ダイアモンドの原石は、工場でオートメーションで自動的に研磨されているわけではありません。

研磨の工程には、必ず人間の目が入ります;

 

ということで、私は原石について全く詳しくはないのですが、由来は天然の鉱物なんだという意識を持って

頂きたいのでちょっと触れてみようと思います。

 

ダイアモンドの原石というと、画像のような八面体の結晶が紹介されます;

が現実には、その他色々な形のものがあります;

色々な形の中の一つに最もポピュラーな、八面体の結晶(一番上の真ん中)があります。

私は、何回か原石を買ったことがありますが、八面体だと解らないなりに「こんなもんやろ」的なノリで計算をし

買えたりもするのですが、その他の形例えばシェープ・クリベージ・フラット等ばかりの原石ですと、

もう全くどう見てどう計算すれば良いのかチンプンカンプンでした。

これを見るだけでも工業製品とはかけ離れていることが分かって頂けると思います。

 

右下のロングは、その細長い形から、エメラルドカット・ペアシェイプ・マーキス等変形(ファンシー)に使われるのは

想像がつくかと思います。

このロングからファンシーを取る場合、プロポーションにこだわりますと、その深さに見合う直径で取るので長い両端は

切り落とすようになってしまいますが、歩留まり優先というかコスト優先をすると、表面積を出来るだけ大きく取るので

深さが足らない、つまり暗いダイアになります。

このようにファンシーは、カット(美しさ)を優先するか暗くても大きさを優先するかによって、大きさとコストが

全然違ってきます。

 

八面体の原石ですと;

白い線のところで二つに分け、それぞれを二つをカットします。

下の大きい方(大片)は、赤い部分がガードルになります。

 

シンジケートは、鉱山から産出した原石を、色とクラリティである一定の品質に分けます。

中々きっちり分けられているのに驚かされます。

色で言えば第一群はDEFで、クラリティの第一群がVS1以上つまりIF~VS1までです。

 

ここで言うVS1は、白い内包物の目立たないVS1のことで、俗にカーボンと言われる黒い内包物からのVS1は

第二群に入ります。

第二群は、色で言えば(F)GHで、クラリティがVS~SI1といったところです。

 

これをご覧下さい;

よくブログで使うメレダイアのロットですが、この中身が基本原石の第一群から来ています。

従い鑑定を取るとDEFカラーで(IF)VVS1~VS1という内容です。圧倒的にVVSが多いですが。

 

時々自分がどのようなダイアを選んでいるかをチェックするために、鑑定機関に出していますが、

こんな間違いもあります;

あ~、ちょっと小さくて見にくいですね。申し訳ございません。

右から、D-VVS1・E-VVS1・E-VVS2・F-VVS1なのですが一番左のだけがF-VS2とクラリティVS2が入っているでは

ありませんか。

これは私の選択ミスですが、このVS2は白い内包物がクラウドと言って雲状になっているので、目立ちにくいので

シンジケートや研磨業者も第一群に入れてしまっています。

 

原石のクラリティの第三群は、SI2~I1、第四群はI1~I2といったところです。

第三群は一応SI2からとしておりますが、鑑定機関ではSI1が出るもののあります。

 

カットされたダイアを鑑定機関に出し、グレードを付けてもらう内容と元々原石の等級分けに大きな矛盾が生じます。

クラリティの第一群からのVS1は非常に上品で、せいぜい一番目立つVS1がこんな内包物です;

これ相当倍率を上げていますが、こんな上品なVS1になります。

このようなVS1ですと、プロポーションが黄金比率のダイアですとVVSクラスと何の遜色もありません。

つまりD-VVS1であってもDやEのVS1であっても全然見分けはつきません。

 

 

しかし第二群からですと;

このように黒い内包物のVS1が登場しますが、同じVS1というグレードで同じ値段と見る人も結構おります。

黒い内包物は使わないと決められているお店もあり、そういうお店は第一群からのVS1しか使えないので

どうしてもお値段も高くなってしまいます。

 

このように内包物を見て、元々原石の第何群から出ているのかを推測すると、同じグレードでも当然価格差が

あってしかるできだと理解出来ます。

 

例えば;

これだと第二群からのVS2とか

第二群からのSI1とか

第三群からのSI1だとか。

 

ではカット(プロポーション)が同じとして、肉眼で第一群のダイアと第二群のダイア、或いは第三群のダイアと

違いが分かるのかとどうかですが。

正直第一群と第二群とは判別がつきにくいです。

 

ただこだわったお店では、俗に言うカーボンつまり黒い内包物は扱わないと決めているので、そうすると

第二群から選ぶことが出来るのは、白い内包物のVS2ぐらいになります。

又インクルージョン(キズ)が表面に達していても使わないので、第二群からは使えるダイアが限られます。

 

見た目という部分では、第二群と第三群とで大きな差があるように思います。

どうしても内包物が多くなりますと、ダイアの中を通過する光の邪魔になりますので、どうしても違いが出て

しまいます。

後第三群だと原石の質が悪いのがどうしても多くなります。

従い、見た目では分からないからと大きいダイアのSIやIを薦めるお店は、「当店はこだわっていません」

と言っているようなものかと思います。

第二群からのSI1であれば、見劣りをするようなことはないと思いますが、そういうものは鑑定機関でVS2とかに

上がっている場合も多いです。

 

このように、分からないなりに原石から追ってゆくと、グレードの矛盾とかが理解できるようになったりします。

 

それでは今日はこの辺りで終えますが、分かりにくかったらごめんなさい。(メンゴナサイ??)

 

 

                                                アンレーおじさん

 

良い天気になったと言いましたが、さっき又かなり雨が降りました。

梅雨はまだまだ終わりそうにないですね。

皆さん気を付けて下さいよっ。。

 

 

 

 

 

 

石座って要りますか⁇

皆さん、ご無沙汰です。

この2週間ほど又メレダイア合宿で火曜日に終わったものですから、今日は嬉しい週末です。

 

さて、皆さんはリングの各部の名称をご存じですか。

お恥ずかしい話、私はジュエリーの業界にいても、当初はルースダイアやだったので、覚えたのはそんな昔ではないのですよ。

 

 

さて、今日のテーマは4a の石座です。

この石座はダイアに対して天地左右4つ付けるのが普通です。

時々紹介させて頂くスリーストーンリングですが、普通は;

当然の如く耐久性を考えてこのように石座を付けます。

そして石座がなければどれ位綺麗なんだろう、と作って頂いた、何度かご紹介をしています天地側の石座無しサンプルです。

私の事務所に来られた方は、ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、やはり圧倒的に美しいです。

耐久性に問題がある、とおススメしたことはないのですが、ここという時だけの”勝負リング”にでしたら、アリではないかという思いに駆られているアンレーおじさんです。

 

黄金比率のプロポーションを持つ綺麗なダイアを選ぶにつけ、出来るだけ地金に邪魔をされたくないという思いが

より強くなっています。(現実的ではないのは解っているのですが)

ということでこの石座無しスリーストーンリングは、サンプルとして会社に置いてあったのですが、最近試したくなって

家内が外出する時に着けてもらっています。

先日ヨドバシに着けて行ったときにちらっと見ましたが、そのキラキラ、チカチカ感は半端なかったです。

「無敵のリングやなぁ~」と実感しました。

 

皆さん、何か特別なことがあるとき、特別なドレスとか洋服を着られたりするとき、家に帰られたら大切に思って

直ぐにブラシをされて丁寧にタンスに直されたりされますでしょ。

そんな感じの特別なジュエリーはどうなんでしょうね。勝負服に勝負ジュエリーは。

 

最近耐久性と美しさのはざまで結構考え込んでしまうことが多いです。

でも皆さんにおススメするしないは別として、追求だけはしたいと思っています。

今こんなものを作って欲しいと職人さんに頼んでいます。

 

これは、これ自体でも繊細な4本爪のハーフエタニティリングですが、これの天地の石座なしバージョンです。

職人さんには反対をされましたが、「と、とにかく作って下さい」と。

バカにつける薬はないなぁ~と思いつつ、頼んでしまいました。

 

それでは皆さん、良い週末を❕❕

 

                                                  アンレーおじさん

 

今日東京は又100人超えの124人って、ヤバくなってきました。。

 

 

豪華なエンゲージリング

 

皆さん、こんにちは。

さて、世は with Corona コロナと共存する新しい時代と言われます。

別に好んで共存するわけではないし、ウイズ・コロナという言葉が、しっくりこないアンレーおじさんです。

5月30日にヨドバシに行きましたが、店員さんはフェース・シールドにマスクと新時代(?)のスタイルです。

息苦しいでしょうね~

 

今年の春に結婚式を計画していた多くのカップルにとっては、悩んで悩んで延期というつらい決断を強いられたこと

でしょう。

「何で、よりによって今年なん??」と思われたでしょうね。

5月にお式を予定されていた何組かのカップルに、婚約指輪作りを関わらせて頂いたのですが、皆さん仕方なく

延期をされました。

 

そんな中のひと組、1月末に愛知の方から婚約指輪のご相談メールを頂きました。

それから2月の末の日曜日に彼と大阪までお越し下さいました。

よくよくお話をお伺いしますと、彼女の希望と彼の予算に乖離があり、う~ん何と言えば良いんだろう、

彼への遠慮もありーの、彼女はちょっと諦め気味で複雑な気持ちを持っておられました。

 

でも最終的には、優しい彼が予算を上げられ、こちらも出来る限りのことをと職人さんとも相談をし

彼女の希望のものが実現できる運びとなりました。

それがアームにパヴェを施したこのリングです;

 

 

センターダイアは、0.53ct E-VVS2 3EXT で勿論プロポーションは黄金比率です;

 

 

アームラインはこんな感じです;

 

 

彼女はやや太めのゴージャスなアームをご希望でしたが、ちょうどご希望通りの感じで上がったかと思います。

 

同時にマリッジリングも依頼されていて昨日6月14日に両方をお届け出来ました;

 

 

マリッジリングに関しては、私はメレダイアを職人さんにお渡しするだけなのですが、この職人さんによる鍛造の

マリッジリングは、リーズナブルなお値段は別にしても、メチャクチャ価値があると思います。

職人さんはあまり仰らないのですが、お二人のために愚直に地金を叩いて作る、魂のこもった正真正銘の

鍛造リングですから。

 

色々悩ましい時期で、あれこれ鬱陶しいことだらけであろうかと思いますが、このリングたちで

癒されて欲しいと願うアンレーおじさんです。

 

末永くお幸せに❕❕

 

 

                                                 アンレーおじさん

 

 

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