嫌われる勇気

    

出版社

‎ダイヤモンド社

発売日

2013/12/13

言語

日本語

単行本

(ソフトカバー)

296ページ

ISBN-13

978-4478025819

概要

人生に悩む青年と
哲人の対話を通じて、
幸せになる為に、
というテーマに基づき
アドラー心理学の考え方を
指南
 
第一夜
トラウマを否定せよ
 
第二夜
すべての悩みは
対人関係
 
第三夜
他者の課題を
切り捨てる
 
第四夜
世界の中心は
どこにあるか
 
第五夜
「いま、ここ」を
真剣に生きる
 

感想

三年ぶりに再読
 
原因論の否定
(目的論の提示)や
対人関係の扱い、
課題の分離、
共同体感覚について
忘れていたり
うろ覚えだった事を
思い出しながら読んだ
 
アドラー曰く
「すべての悩みは
対人関係の悩み」
 
そもそもここが
出発点であり、
アドラーに精通する哲人と
悩み深き青年との
会話形式で
話しは進みます
 
他者から承認される事は
自分に価値があると
実感でき、
自信を持つことができる為
人は他者からの承認欲求を
求めがちだけれど、
 
自分たちは
他者の期待を満たすために
生きているのではない
 
他者の承認を求めると
他者の人生を
生きることになる
 
対人関係のトラブルは
他者の課題に
土足で踏み入れることが
原因なので
 
最終的に引き受けるのは
誰か、という
課題の分離をすることが
必要
 
ことわざにもあるように
「馬を水辺に
連れていくことは
できるが
水を飲ませることは
できない」からだそう
 
どんなに他者が
なだめ透かしたり
脅したりしても
本人が納得しない限りは
本人を動かす事は
できません
 
自分を
変えることができるのは
自分だけ、ということ
 
とはいっても放置はせず
「見守り」が大事だそう
 
「見守り」
なかなかどうして
これがまた難しく
ついつい口が出てしまうぶー
 
ということは
課題の分離ができていない、
ってことなんですねしょんぼり
 
課題の分離
対人関係の出発点
 
対して
対人関係のゴールは
共同体感覚

共同体感覚

他者を仲間だと見なし、

そこに

「自分の居場所がある」と

感じられること

 

自分の人生の主人公は

「わたし」

 

でも、「わたし」は

世界の中心に

君臨している訳ではない、

つまり、「わたし」は

共同体の一部であって

中心ではない

 

ただ、

ここにいてもいいんだ、

という所属感は

存在すれば得られる、

という簡単なものではなく

共同体に対して

自分が何を与えられるか、を

考えなければならず、

 

共同体感覚で必要な、

ありのままの自分を

受け入れる

自己受容

無条件の信頼をよせる

他者信頼

他者に対して貢献する

他者貢献

 

これらが必要

 

そうして

他者貢献を心がけることで

幸せになれると

 

幸福や不幸というのは

あくまでも主観的なもの

 

自分が誰かの為に
役立っていると感じ
それは自己満足でよく、
それが
幸せに生きるヒント
 
自分が所属する
観光ボランティアでは
退職後の方が多く、
自分の居場所を求めて
参加したかどうかは
意識していないかも
しれないけれど
多分に
自分が役にたっている、
という実感が
ひしひしと感じられ
生き生きとしています
 
自分も
ボランティアだけでなく
この世で何かしら
自分が役に立っていると
思えるようにして
生きたいわ
 
目的論課題の分離
草薙龍瞬著
「反応しない練習」にも
書かれており
コナン君のいう通り
「真実はいつも一つ」
だと思う
 
何度読んでも
学びのある本ねー
 

おまけ

5/11  6:03

日の出4:16 -1

日の入18:47 +1
⏫23度⏬13度
🖥️用成さず笑い泣き

なりたい自分にちまけいで

 5/11
体内年齢:57歳
BMI:22.3
昨日の歩数:7659歩走る人
無事過ごせて感謝音譜

 

    

今日のことば

.「やる気がなくなった」

のではない。

「やる気をなくす」

という決断を

自分でしただけだ。

「変われない」のではない。

「変わらない」

という決断を

自分でしているだけだ。

-アルフレッド・アドラー-