お客様曰く、ご主人が足を捻挫してしまい、
3ヶ月ぐらいお仕事を休んでいたのだけれど、その時の生活費は全部私が出したのよ。
一人暮らしの娘はお金のやりくりが苦手で、私に泣きついてきて、
…私のボーナスが全部飛んでしまったわって。
私
「… それらを全部出してあげることができるなんて、なんて頼もしくて、素敵な奥様なんでしょう。✨
全ては、奥様ご自身が働いていらっしゃるからこそ。
外で働いているからこそ、ご家族に何かがあった時にも支えてあげることができる。
働いていなければ、自分もどうしていいかわからずに、おろおろと一緒に泣くくらいしかできないのだから」
お客様
「…そう言ってもらえて嬉しいわ。
家じゃ、誰も褒めてくれないんだから。
それに最近、旦那が趣味で通信大学で法律を学びたいと言った時にも、入学金を出してあげたのよ!」
私
「素敵ですね! 私も、子育てがひと段落したらお料理を習いたいなって、夢見てるんです☺️✨
本当はフレンチも憧れますけど、パパがもう脂っこいものは食べられないので…
やっぱり和食を学びたいです。
それを古伊万里の器に盛りつけて、ゆっくり上品にいただくんです💗」
3日分を一気に作るような慌ただしさも、きっとなくなる。
そんな暮らしを、少しずつ想像してるんです。
時間をかけて、おだやかに暮らしていけたら…
今、私は9時45分から20時まで(休憩1時間45分)、毎日お仕事です。
休憩を挟みながらとはいえ、実質10時間15分の拘束時間🐵💦 。
それに、通勤が往復で2時間半。
そう考えると、私は毎日12時間45分も「仕事」に費やしていることになります。 ![]()
私
「…私、いつも思うんですけど。
仕事と家事と育児って、全部を同時にこなすって、本当に大変じゃないですか?」
お客様(来年還暦)
「大変よ〜〜!(即答)」
私
「仕事と家事と育児を両立させていくのって、
女性自身にかなりの能力が求められることだと思ってます。
正直、普通に考えたら無理ゲーなんじゃないかって💦
私はそれよりも、娘には早めに婚活をさせたいと思っています。
婚活サイトのプロフィール欄には、こう書かせたいんです👇
「専業主婦希望です。家庭を大事に支えたいです」
そう書けば、共働き希望の男性は最初からブロックできるし。
それによってターゲットがたとえ10%に絞られたとしても、若いうちから婚活をスタートさせておくことで、
“良い人”に出会える可能性を、探ることができると思うんです。
お客様
「それ、賛成だわ。ほんとに大賛成!」
仕事も家事も育児も、全部をやりきってきた女性たちは、
やっぱり、自分の娘には同じ道を歩ませたくないって、願ってしまうものなのかもしれません。(だって、あまりにハード過ぎるもの!(。´Д⊂))
…もちろんこれは私とお客様の、ふたりの空想での世界のお話だけれど、
それでも、これは"母たちの本音"が浮かび上がる、「面白い現象だな」と思わずにはいられませんでした。
みんな、**ないものねだり**なんですね。
笑
私
「でもやっぱり。
家庭に何かあった時にお金で支えてあげられるのは、働いてきた女性です。それだけはもう間違いないですね
」

