『このままじゃ人間の仕事、AIに取られるかも
』
そんな不安、感じたことありますか?
私は最近これらのニュースを見て、ゾッとしました。
ところがその現場で、AIが人間よりも速く、正確に、安価に仕事をこなすようになりました。
実際にAIが最初に飲み込もうとしているのは、むしろ高学歴・高報酬の知的労働者たちかもしれません。
人間の役割は、すでに「最終承認ボタンを押すだけ」になりつつあります。
もはやAIは単なる便利な道具ではなく、「置き換え可能な専門職」として、人間の席を奪い始めています。
これからはAIがさらに台頭し、頭脳労働とされてきた仕事を AIが人間の代わりに担う時代がやってきます。
薬剤師、税理士、弁護士、医師…。
こうした頭脳労働も、まさにAIの得意分野です。
いままで10人の薬剤師で回していた仕事をAIがこなしはじめ、人間は3人で済むようになったとしたら、
その3人は「AIに指示を出せるだけの思考力を持つ人間」ということになります。
よって、7割の人が頭脳労働からあふれてしまった時、その7割の人たちはどのような仕事の選択肢を持てるのでしょうか。![]()
努力の成果というものは、これからどんな形に変わっていくのかな。
…考え出すと、話題は尽きません。
📌 さらに空想を広げてみましょう。![]()
AIと人間が一緒に仕事を進めていくようになった時には、「AIに選ばれる人間 vs AIに選ばれなかった人間」という"新たな階層"が生まれる可能性があります。
そのときにAIから求められる「思考力」とは何なのでしょうか?
AIに指示できる「思考」とはどんな力なのでしょう?
AIが頭脳労働を引き受け、残された人間は「AIに指示を出すだけ」になったとき…
「本当に人間にしかできないこと」って、なんでしょうか?
📌 もう少し空想を広げてみます。![]()
今まで頭脳階級にいた人たちがA I に仕事を奪われたら、奪われた7割の人は何をして暮らすのでしょうか?
…少し、未来を予想してみました。
① 奉仕労働の時代:人が人に尽くす仕事へ
人間に残るのは「感情・身体・ぬくもり」に関わる仕事です。
「AIに職を奪われた高学歴層が、これまで見下していた"労働"を選ばざるを得なくなる」
という、皮肉な構図とも言えます。
社会全体の価値観は、どのように反転するのでしょうか?
それはまるで、ローリングストーンズのあの名曲のような場面だなあと感じます。
最後にはそこに人が集まっていく。
今まで
「頭脳労働こそが上」だと信じてた世界観が、
感情
身体
ぬくもり
のほうに価値がシフトした瞬間、
まるで世界の色が反転するみたいに
価値観がひっくり返るという未来が 来るかもしれません。![]()
② 推し活型経済:「自分の好きなこと」=「商品になる」
たとえば…絵が好き → イラスト・スタンプ販売
料理が好き → YouTubeやレシピ公開
ゲームが好き → 配信・実況・レビュー
しゃべるのが好き → ラジオ・ポッドキャスト
「好き」を突き詰めた人が、ファン経済で生き延びる時代。
でもこれは、「発信できる人」だけが生き延びる世界でもあるので、黙って生きてきた人は…居場所を奪われるかもしれません。💦
③ 市民配当で生きる:「労働なき生活」の実験時代
もう1つの可能性が──
▶ 「ベーシックインカム」導入による、最低限の生活保障社会です。
AIが労働して稼いだ富を「再分配」して、「人は労働でなく"生きること"自体を目的にしていいよ」という発想。
だけど、ここにはこんな問いが浮かびます:
「働かなくていいなら、人は何を目標にするんだろう?」
(以前私がそれをテーマにしたブログ↓)
→ この問いを乗り越えないと、人間は"空っぽ"になってしまいます。
④ "新しい階級制度":AIと共に歩ける人 vs 置いていかれる人。
この未来が一番恐ろしく、一番リアルでもあります。もしかしたらあのアマゾンのリストラ選別でも、ここを問われたのではないでしょうか。![]()
・AIと共に企画・創造する人間(AIを道具として使える人)
・AIに指示されるだけの人間(管理される側)
・AIの判断にすら届かない人間(淘汰される側)
今までの「知識偏差値」ではなく、「AIとの共生偏差値」で雇用が決まってしまう可能性があります。💦
「頭のいい仕事」が、なぜ危なくなってくるのか
今すでに、起きていること税理士…クラウド会計ソフト+AIで自動仕訳、個人事業なら税理士不要に
薬剤師…処方箋入力&調剤ロボット、AIによる相互作用チェックが普及
弁護士…契約書チェックや訴訟書類作成をAIが支援(リーガルテック拡大)
医師…画像診断AI(がん・骨折など)、問診チャットボット導入
気象予報士…衛星データ+AI解析により、個人予報士の活躍機会は縮小
じゃあ、どんな仕事が生き残る?
1. 人間にしか感じ取れない"空気"や"ニュアンス"を扱う仕事
2. 手を使った唯一無二の仕事(クラフト・アート・施術など)
3. 人の心を動かす、"表現"の仕事(創作・演出・コミュニケーション)
私の予想
AI時代の"勝ち残り"とは、誰よりも「心を動かせる人」だとしたら…。



