10月1日、私たち夫婦は 結婚20周年を迎えました。
毎年の結婚記念日は、家族で焼き肉やお寿司、居酒屋に行くくらいで、特別なことはほとんどなし。💦
10周年の時でさえ、何も買わなかったんです。
でも20周年。ここはひとつ思い切って、
パパに**宝石💎**をおねだりすることにしました。(●´∀`●)
何をお願いしようかなと考えて、たどり着いたのがルビーとブラックダイヤのリング。どちらにしようかと悩んだので、2個買いでお願いしました。笑
パパは「帯じゃなくていいのか?」なんて聞いてきましたが、帯ならもういくらでも持っていますし、自分でもつい買っちゃいますからね。
だからこそ、**指輪は“誰かに贈られたい”**という、ちょっと甘くて密やかな願いがあったのです
…というのも、昔20代の頃、呉服の展示会でご案内した50代の奥さまがおられて、 “毎年、結婚記念日には旦那様からジュエリーを買ってもらっているの”と聞いて、当時の私はカルチャーショック!✨
その時から私は、誰かににジュエリーを買ってもらうということに、憧れを抱いていたのだと思います。
さらに同じ会場で、80代の老夫婦が仲良く手をつないでお会計コーナーに向かう姿も目撃!
もう、尊すぎて「羨ましい」の大渋滞でした。💦
(うちのパパ、手つないで歩いてくれるのは…いつの日かしら?笑)
今思えばもしかしたら、あれはご主人様から奥様への、金婚式のプレゼントだったのかもしれません。
・・考えてみれば、私たちが金婚式の時はパパ85歳。
「旅行いけるかな?」「その時も指輪、買ってくれるかな?」
…いやいや、その前に健康一番です。デートして ジュエリー買いなんて、夢のまた夢かもしれません。
ふたりには恋の炎みたいな熱はもうないけれど、家族としてはやっぱり大事な存在。
まあ、結婚20年なんてそんなもんでしょう。
そして私は帯なら自分で買えるけど、指輪は出来れば誰かからもらえたら嬉しいのです。
これ、ほんと不思議な心理ですよね。
20年目の指輪は、もう「好き」じゃなくて「ありがとう」の証かもしれませんが。
それでも。20年近く前に羨ましかったあの瞬間の光景を、自分の指にも輝かせたかったのです。
…ということで、買って頂きました。✨