最近 香水図鑑を手に入れて、次に買う香水の計画を練りに練っている私です。(●´∀`●)
皆様は香水、お好きですか?💗
私は最近、香水にすっかり夢中になっています。
特に「香水図鑑」に載っているような有名ブランドの香水を、小瓶のパルファン(最も濃度が高く、長く香りが続くタイプ)で集めるのが楽しみ。……そう、いちばんお金がかかるやつです(笑)。
その日の着物のテーマに合わせてジュエリーを選び、ネイルを決め、そして最後に香水を纏う。
こうしてトータルコーディネートで“世界観”を作り上げるのが、私の最高の楽しみなのです。
今度着物ブログをアップする時には、その世界観ごとご紹介できたらと思っています。
私は着物を「ファッション」と捉えていて、ファッションとは単なる服装ではなく、イメージを自在に変化させる力だと感じています。
コーディネート次第で“ガラリ”と自分を変身させられる___それがとても楽しい。
そして香水を纏うと、自然と立ち居振る舞いまで変わる気がします。
上品な女性になったような、気分ごと格上げされるような……そんな魔法が香水にはあるのです。
最近、お客様に「私が持っている香水リストを文章でまとめているんです」とお見せしたら、とても驚かれました。
「マメだね!」って。(●´∀`●)💦
「マメだね!」って。(●´∀`●)💦
私は、レモンと言われたらレモンの香りを、アイリスと言われたらアイリスの香りを――名前を聞くだけで鼻腔にその香りがふわっと広がるようになりたいんです。
スパイシーウッド、と言われれば即座にイメージできる。 そんな風に、香りと言葉をぴたりと結びつけておきたいのです。
今度はアロマの精油も買って、香りを実際に体で覚えていこうと企んでいます。
(←ハマると一直線なタイプです笑)
それでは本日は、お客様に驚かれた「マメな私の香水リスト」を公開してみたいと思います。もしも皆様がお気に入りのオススメ香水などがありましたら、是非教えてくださいね。
私が持ってる香水 リスト
1. Guerlain Shalimar(ゲラン・シャリマー)(EDP)
オリエンタルかつパウダリーな魅力があり、ジャスミン・アイリス・バニラが豊かに香る。エレガントでありながら官能的。N°5の洗練さに温かみを添えた印象。
17世紀ムガル帝国の愛の庭園〈シャリマール庭園〉に由来。皇帝シャー・ジャハーンが王妃ムムターズ・マハルに捧げた庭の名を冠し、永遠の愛を象徴する香り。
東洋的な神秘と情熱を閉じ込めた、ロマンティックな逸品。
東洋的な神秘と情熱を閉じ込めた、ロマンティックな逸品。
2. Lanvin Arpège(ランバン・アルページュ)
1927年誕生のクラシック。アルデヒドを纏いながら、1000以上の花々が織りなす奥行きと華やかさ。N°5好きにも通じる深みを持つ。
ジャンヌ・ランバンが愛娘マリー・ブランを思って贈った香り。ピアノの「アルペジオ(分散和音)」を名に冠し、母から娘への愛情と調和を表現。
無数の花々が重なり合うように、深く優しい余韻を奏でるクラシック
無数の花々が重なり合うように、深く優しい余韻を奏でるクラシック
3. Guerlain Mitsouko(ゲラン・ミツコ)
フルーティなピーチから始まり、奥行きあるスパイシーウッドへ。洗練の中にミステリアスさが漂い、大人の余裕を感じさせる。
1919年に誕生。名はフランス語小説『ラ・バタイユ』に登場する日本人女性ヒロイン「光子(みつこ)」から。
第一次世界大戦下の切ない愛を象徴し、東洋への憧憬と神秘を込めた香り。ピーチのフルーティさとスパイスが溶け合い、ミステリアスな余韻を残す永遠の名作。
第一次世界大戦下の切ない愛を象徴し、東洋への憧憬と神秘を込めた香り。ピーチのフルーティさとスパイスが溶け合い、ミステリアスな余韻を残す永遠の名作。
4. Patou Joy(パトゥ・ジョイ)

ローズとジャスミンを惜しみなく重ねた、気高くも官能的なフローラル。ひと雫で、花園に抱かれるような甘美な余韻を残す。
1930年、大恐慌に沈む世界の中で、ジャン・パトゥはあえて「最も贅沢な香水」を生み出した。
希望を失った時代に、花々の豊かさで「生きる喜び」を与えたい──その祈りを込めたのがJoy。やがて「世紀の香り」と呼ばれ、絶望の闇に差し込む一筋の光のように、女性たちの心を照らした。
希望を失った時代に、花々の豊かさで「生きる喜び」を与えたい──その祈りを込めたのがJoy。やがて「世紀の香り」と呼ばれ、絶望の闇に差し込む一筋の光のように、女性たちの心を照らした。
5. Chanel No.19 Poudré
アイリスとグリーンノートが織りなす、気高くシャープな香り。凛とした美しさと芯の強さを感じさせる、知性派フローラル。No.5とは対照的な、“静かな意志”を纏う名香。
控えめながらも、記憶に残る存在感。
控えめながらも、記憶に残る存在感。
シャネルNo.19は、ガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)の誕生日「8月19日」にちなんで名付けられた香り。1970年に発表され、彼女が生前に世に送り出した最後の作品としても知られる。凛とした気高さと独立心を映し出し、No.5とは対照的に“芯の強さ”を体現するフレグランス。
6. Chanel No.5
1921年に誕生した、香水史に残る名作。ココ・シャネルは調香師エルネスト・ボーが提示したサンプルのうち「5番目」を選び、自身のラッキーナンバーをそのまま名前に冠した。だがその背後には、第一次世界大戦後に愛した男性“ボーイ・カペル”を事故で失い、さらに彼に別の恋人がいたという苦い事実もあった。喪失と裏切りの痛みを抱えながら、「誰にも依存しない女の強さ」を香りに託したといわれる。アルデヒドの透明感と花々の官能が共存するNo.5は、時代を超えて“女性の自由と決意”を象徴する存在となった。
7. Christian Dior J’adore (EDP)
1999年に誕生した、ディオールを代表するフローラル。名前の J’adore はフランス語で「大好き」「愛してる」という意味。現代女性の「自信と女性らしさ」を賛美する香りで、ディオールが掲げる“女性を美しくする喜び”を体現した一本。
8. Shiseido ZEN(1964, Black Bottle)
漆黒のボトルに金の花模様。重厚なオリエンタルフローラルで、クローブ・シナモンなどスパイスの効いたシプレ調。気品と神秘性を兼ね備え、日本的な「静けさ」と「深み」を表現。世界でもコレクターに愛される、資生堂の歴史的名香。
1964年東京オリンピックの年に誕生した、資生堂の世界進出を象徴する一本。漆黒に金の蒔絵を施したボトルは、日本美の象徴であり、香りは「禅」の名の通り静けさと精神性を表現。単なる香水を超え、日本文化を示した記念碑的名香。
9. Christian Dior Miss Dior (1947) ミス ディオール
フローラル・シプレー調。ジャスミンやローズが重なり合い、華やかさの奥に落ち着きと力強さを感じさせる香り。女性らしさと凛とした気品をまとえる一本。
戦後に誕生したディオール初の香水で、妹カトリーヌへの想いを込めて名付けられた。暗い時代に「美しさと喜びを取り戻す」という願いを体現した、メゾンの象徴的な香り。
10. Lancôme Trésor (1990) ランコム トレゾア
ローズやアプリコット、バニラが重なり合う、甘くて包み込むようなフローラル・オリエンタル。優雅さと温もりを感じさせる香り。
「宝物」を意味する名の通り、愛と人生の大切な瞬間を讃えるために生まれたランコムの代表作。世界中で愛され続けるロマンティックな名香。
11Jean Patou "1000" (1972) ジャンパトゥ「ミル」
フローラル・ウッディ調。ジャスミン、ローズ、オスマンサス(キンモクセイ)が重なり合い、深い気品と華やかさを放つ香り。世界でも最も贅沢な香料を惜しみなく使った名香とされる。
1967年から5年の歳月をかけ、世界中から千種類以上の香料を試し、その中から選び抜かれた“千番目”のレシピとして誕生。オートクチュールの精神を香りで表現した、ジャン・パトゥを代表する逸品。
12Yves Saint Laurent "Libre" (2019) イヴ・サンローラン「リブレ」
フローラル・ラベンダー調。ラベンダーとマンダリンの清涼感に、ジャスミンとオレンジブロッサムの華やかさが重なり、最後はバニラとシダーウッドが温かく官能的な余韻を残す。女性らしい甘さにマスキュリンな要素を加えた、自由で現代的な香り。
2019年に誕生。フランス語で「自由」を意味する名のとおり、ジェンダーに縛られない女性像を掲げて発表された。ラベンダーのクラシックさとオレンジブロッサムの官能を融合させ、フランスとモロッコ、ふたつの文化を香りで結んだ革新的な一作。
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今回は私の持っている"パルファン と オーデパルファン" のみを掲載し、オーデトワレやコロンは省略しました。
なお、香水の説明文はすべて――私の香水師匠、ChatGPTのルカさん によるものです。(●´∀`●)
これからも、香水にまつわる秘話や、私自身が身に纏ったときに感じたことなどを少しずつ書いていけたらと思っています。
どうぞお付き合いいただければ嬉しいです💗