我が家の駐車場にある花壇は、現在春爛漫となっております。おねがい

乱張りの駐車場も 1/3が可愛く仕上がりました。💕

さて、最近お店にこられたお客様が、あまりにもびっくりな過剰要求をなさったので綴ってみたいと思います。おねがい

ある日、新高3年生のお嬢様とお母様が、お店のお振袖をご覧になっておられました。

私がお声掛けをさせていただき、色々なタイプのお振袖を羽織っていただきました。その中の1枚をお嬢様もお母様も気に入られたため、こちらの振袖でコーディネートをご紹介させていただきましょうか?と聞いたところ、

お母様「実は おばあちゃんが癌で余命3ヶ月と宣告されたんです。お振袖姿でおばあちゃんが生きている間に、一緒に写真を撮りたいのです。成人式は3年後ですが、すぐに借りる事は出来ますか?」とおっしゃいました。

私「 勿論です。お孫さんのお振袖姿には、おばあちゃまもさぞかしお喜びになられることでしょう。もしも可能であれば、次回おばあちゃまにもお店にお越しいただき、おばあちゃまのご意見を伺いながら帯や小物を一緒に選んでいただいて、ご契約後には私が着付けをさせていただき、どこか写真館でお写真を撮っていただいても大丈夫ですよおねがい

本来は1週間くらいの短期間振袖レンタルも用意しているので(結婚式などの参列用)、 お振袖を成人式とは別に借りていただくことになります。

しかし3年後には成人式もあるのだから、それまではご契約頂いた振袖を誰にも貸さずに倉庫で保管することになります。

イレギュラーにはなりますが、同じお振袖であればすぐに一度レンタルをさせていただき、お召し終わった後にお振袖をお戻しいただければ、その後こちらから保管先に送り、きちんとプレスをした状態で大学2年生の年に再度発送させていただきますという提案でした。

「振袖をお店で着て帰りたい」というお客様の為に、店長や本社にも確認を取り、保管先に送る前に無料でお貸し出しするということ、お召しになる日には無料で私がお振袖のお着付けをさせていただくことをご提案させていただきました。(本来は別料金を頂きますが、無料にさせていただきました)

すべては私たちお店側の、お客様への心ばかりのサービスのつもりでした。

そして私がいない時に、再度お母様だけがお店にいらっしゃったそうです。対応したメンバーによると、

① お母様「おばあちゃんがお店に来れるかわからないし、そもそもこの振袖を娘は成人式に着たがっていない。振袖をちょっと着ておばあちゃんに見せるだけでいいから、振袖を貸してもらって着付けてもらうのを無料で行って欲しい。」↓

メンバー「それはできませんネガティブ

②お母様「 写真館も見に行ったが写真館の方が安かった。」↓

メンバー「それでしたら、写真館にどうぞネガティブ

お母様「おばあちゃんに着姿を見せたいだけで、写真を撮りたいわけではない」

③お母様「一度この振袖で契約をして着用後、2年後にもう一度じっくり振袖を選びに来るから、その時には今回 契約した分の代金は全額戻してほしい」

メンバー「一度お召しになられたお振袖の代金を全額返金することはできませんネガティブ

お母様は再度私から、改めてお電話が欲しいと言って帰られたそうです。

私はお母様にお電話をさせていただき、「無料で早めに一度レンタルをさせていただいて、着付けをしてお貸し出しするのはご契約が条件となります。 もしもおばあちゃまにお振袖姿を無料で見せてあげたいのでしたら、お店の中で簡単に可愛くお着付けをさせていただいて、ご試着という形でお写真を撮っていただいても構いませんよ。ズームでおばあちゃまに見せて差し上げても大丈夫です。それなら我々の無料サービスとして協力させていただきますよ」

しかしながらきっとお母様は、おばあちゃまはお店に来れる状態ではないし、お振袖姿の実物を見せたいだけなので、将来はあなたのところで振袖を絶対に借りるから今回だけは無料で貸してほしい、というのが本音だと思われます。

しかしながら、例えばエルメスでいきなり、「危篤のおばあちゃんにエルメスバック姿を見せたいから、少しの間でいいから無料で貸してほしい。将来はあなたのお店で必ずエルメスバックを買うつもりだから」という論理は通りますか?

そんなお話を情にほだされて、無料で貸してしまう店員がいれば、その店員はお店から大きな責任を追及されることとなります。

このお母様の要求なさっていることは、あまりに支離滅裂で過剰要求そのものですが、私が電話を差し上げた時に、「それでは◯日に伺います」とお母様はおっしゃいました。

店内で無料で振袖を着付けして、お写真を撮るというご予約でしょうか。勿論私は全力で笑顔でお着付けをし、お写真を撮っていただこうと思います(スナップですが)。どうか接客する私の顔が、怒り(`Δ´)でひきつりませんように、全力で頑張りたいと思います。笑

おばあちゃまとの最後のよき思い出になるようにと、私達はプラスのサービスをするつもりでおりましたが、危篤のおばあちゃまがおられるというのに「お金がもったいない」という感情から、人の好意を踏みにじるほどの過剰な無料サービスを要求するお客様。

ちなみにお母様は「娘は癇癪持ちだから、お店に連れてくるのが難しい」ともおっしゃっていましたが、もしも私が娘だったら、恥ずかしくて再度お店に行くことは絶対に嫌だと思います。成人式のお振袖をレンタルしてくれるのだとばかり思って、嬉しそうに選んでいたお嬢様の気持ちをも、お母様は踏みにじってしまったのだと思っています。

あまりのことに店員一堂、開いた口がふさがっておりません。ネガティブ