昨日のベテラン呉服販売員さん(齢74才にして現役)との会話です。


テーマは「高額の着物を買える女性とは」爆笑


私「私が感じることは、お金持ちの夫の元に嫁いで、高額なお金を自分の自由に使える女性は見たことがないということです。やはり強いのは、自分の自由になるお金を持っている人です。それは自ら働いて稼ぐか、親から受け継いだ不労所得(アパートや駐車場等)があるかの二択ですね。いくら夫がお金持ちであろうと、奥さまに生活費以外に毎月多額のお小遣いを渡す夫なんていないもの(紀州のドンファン以外で)。夫のお金で着物をバカスカ買う人を見たことありますか?」


ベテラン販売員「そんな奥様は見たことないわ。お金持ちほどケチな人種はいないんだから。お金を使わないからお金が残るのよ」


ある記事を読んでいたら、お金を残す唯一の方法は「無目的貯金」なのだそうです。私のように家の駐車場を工事したいから、そして新車のためにも貯金をするというように目的を伴う貯金は、いくら貯金しても最終的には残りません。


そして買う喜びよりもお金が減る苦しみが勝る人でないと、お金持ちにはなれないそうです。(そりゃそうだおーっ!)


確かに主人の90才になる伯母さんは、超富裕層でありながら無駄なお金を使うことが大嫌いで、 未だに高級老人ホームではなくグループホームに入所しているそうです。びっくり


呉服業界で一番お金を使える世代は50代です。子育てが終わって、フルタイムで役職もある公務員や看護士さんなど。


50代の女性の公務員の平均年収は地方公務員で669万円だそうです。ここから税金を抜いて手取りにすると毎月40万円(ボーナス込み)です。

もはや教育費もかからず、夫との生活費のみであれば、奥様の毎月のお小遣いは最低でも20万円以上はありますね。まさに人生のゴールデンタイムです。キラキラ

私「ちなみに50代で沢山お買い物下さった公務員さんも、60才をこえて仕事をピタリとやめてしまうと、一切着物を買わなくなりますね。やはり細々とでも働き続けないと、物を買うパワーは落ちます。その点では土地もち などの不労所得のある人は最強ですよね。いくつになっても、買い続ける事が出来ますからおーっ!

ベテラン販売員さん「本当にそのとおりだわ~」

公務員さんの退職金は平均2000万円と言われていますし、ご夫婦共働きであれば退職金だけでも4000万円になります。よって7000万円位は蓄えもありそうなものですが、やはり定期的に入ってくるお金の中で暮らそうとするのが人の常識なのでしょう。退職後には、無駄使いをなさりません。

よって女性がお金を自由に使うためには、自分で稼ぐか親からの資産があるかの二択であり、夫がお金持ちかどうかではないというお話でした。(ドンファンは別)