毎年悲しくなってしまう出来事

昨日このようなブログを書かせて頂きました。ご両親の愛情にたくさん包まれたご様子に感動したというお話です。

その翌日の成人式前撮りでの出来事です。

お嬢様とご両親の３人で前撮りに来られたご家族がいらっしゃいました。最近は20才の記念にお嬢様の推しグッズをお持ちいただくと、推しアイテムと一緒に前撮り写真を撮らせていただけます。

そのお嬢様も大好きな推しアイドルの"うちわ"やぬいぐるみをお持ち下さり、満面の笑顔で素敵なお写真を沢山撮られていました。お写真を全部で80枚ぐらいは取ったでしょうか。そこから20枚ぐらいに絞らせていただいて、最後にアルバムのお話をさせていただきました。

それまでは笑顔でお写真を選んでいましたが、アルバムの値段に驚かれたご両親（7000円～28万円までピンキリ)は、「いらないんじゃない？」とバッサリ。それを見たお嬢様も「アルバムはいらない」と無表情におっしゃいました。

よって沢山撮った推しとのお写真も全て破棄となりました。（購入がなければデータは削除となります)　

そのためお写真は、無料でついてくる2ポーズ台紙（前と後ろの基本ポーズ)のみとなりました。

勿論ご家庭により懐の具合は全く異なりますが、お嬢様が張り切ってお持ち下さった推しとのお写真の１枚位は残してあげても良かったのに・・と、お嬢様のお気持ちを考えて、私は帰宅後もしょんぼり😔してしまいました。

買ってあげられなかったパパの気持ち。

買ってもらえなかったお嬢様の気持ち。

お母様の気持ちは無表情だったので全くわからない。本当にいらなかったっぽい気がします。（それが一番辛い)

前日の心温まるファミリー（喜んでアルバム全ポーズ購入)との違いに、お嬢様が可哀想で悲しくなってしまいました。

今までにもそのような場面は沢山見てきています。各ご家庭のお考えですので、その度に私が心を痛めていてもしょうがないのですが、それでも買ってあげられなかった（買って貰えなかった)お客様の気持ちを思い、しょんぼりと傷ついてしまうママさんです。