ただ今春爛漫にて、80株の花々が我が家の庭を彩っております 。💕

1年中お花の咲き乱れるガーデニングをキープするには、毎日の水やりが欠かせませんが、やはり花々から得る幸福感やパワーは素晴らしいことだと思います。

「お庭のある家」は手間とお金がかかりますし、ワーママとガーデニングは時間的に両立するのか?といったところですが、一番大変な芝生や畑(裏庭)の草むしりはシルバー人材センターの方にお願いしたりして、なんとかカバーしています。爆笑💦

最近の私の着姿です。
お客様と3人お揃いで漢方染めのお着物を着てお出かけしました。(真ん中私)

漢方染め(山形)は真綿の紬に漢方薬を使って染めや絞りをしています 。( 着物 帯締め 帯揚げ 漢方染め)

絞りの紬に新田さん(山形)の紅花染めの帯を合わせてみたり。

江戸紅型の訪問着に万葉さんの紹巴織(しょうはおり)の帯をあわせてみたり。
(紅型には琉球紅型・ 江戸紅型・京紅型とあります)


江戸小紋の訪問着(保科信)を着てみたり。

帯は伊藤若冲の絵をモチーフにしたK松井さんの帯です。

江戸小紋は型紙を彫ったり手摺りで染めたりと大変な作業なのに華美を誇示しないという、粋なお着物です。(誇示しなさすぎて、遠目にみたら最早色無地)

(画像ネットより)

あとこちら!↓ 私が新入社員の時に買った泥染めの長襦袢なのですが 、25年経った今でも裾が擦り切れるたびに 中に入れ込んで大事に着続けています 。

~感動した話~

先日遠方からお振り袖を見に、ご家族で来てくださったお客様がいらっしゃいました。


以前お店の前をたまたま通りかかった時に見たお振り袖が忘れられず、家の近所の呉服屋さんを見たけれども、あれほど気に入ったお振袖はなかったとのことでした。


大変個性的なお振り袖で、うちのオリジナル商品のため、他の呉服屋さんにはありません。


聞けばお嬢様は「着物の学校」(和裁・着付けなど全般を学ぶ)に通っておられるとのことで、帯や小物合わせまで全てコーディネートが完成したところで、レンタルにするか購入するのかというお話になりました。


お嬢様は最初遠慮されてレンタルでいいとおっしゃっていましたが、「貴方の好きにしていいのよ」というお母様とお父様のお声掛けに、「買いたい」と目を真っ赤にしてお答えになりました。


それを見たお母様の目も潤んでおられたし、何より私も涙をこらえるのが大変でした。


着物の学校に通うぐらいに着物が大好きなんだものね。


何十万円もするお振袖を買ってもらえるということの有り難みや、それだけのお金を作ることがどれだけ大変なのか、そしてご両親の優しさや愛情の深さがきちんと理解のできるお嬢様なのだなと感動しました。


私も娘には「してもらって当たり前」という感覚ではなく、 自分に向けられた愛情や苦労がどれだけ「有難い」 ものであるのかを、感謝できる大人に育てたいものだと感じ入りました。