ガーデニングに春のお花を買ってきました。おねがい

店頭には色とりどりのお花が並んでいました。

今現在我が家のお庭には何株のお花が あるのか数えたら 72株ありました。爆笑 シーズン毎に1株1株買っているのだから、私はかなりのガーデニング好きかもしれません。1年中お花が咲き乱れているお庭が好きなのです。

春ですね。花には最高の時期ですが、花粉が辛いです。(↓我が家のLEONちゃん)

先日の着物姿です。大正ロマンチックな派手目の小紋を解き洗いして、羽織に仕立て直してみました。

帯は針金を通して織り上げる、立体感が凄い技法の「輪奈織」です。( 京都西陣の宮田織物)

本来は留袖クラスにあわせる「ごっつい帯」なのですが(100万円クラス指差し)、なかなか式事がないので時々色無地にあわせて店頭で着用しています。

色無地を3パターンの帯でコーデしてみました。

新潟からお着物の悉皆屋さん(染め直しや染み抜きなど)が来ていたので、そちらで以前お世話になった帯「訪問着→名古屋帯へ」を着用しました。( 大島紬・帯留めサンゴ)

この帯は紅型の訪問着を名古屋帯に仕立て直したものです。


ちなみに悉皆屋さんが教えてくれたのですが、訪問着の裾の柄をそのまま羽織に持っていきたい時には、肩にはぎを入れると柄が綺麗に繋がるそうです。(↓このように柄を繋げるために)

羽織の肩にはぎを入れて調整する。(はぎは目立ちません)

こちらは昨日の着姿です。
25年前の新入社員の時に一番最初に買った紬と、聚楽さんの爪掻き本つづれの袋帯です。

「爪掻き本綴れ」は、爪の先をギザギザにして糸の柄合わせをする手織りの帯です。聚楽さんは廃業されているので、新しい帯は織られておりません。(画像ネット)

同じような帯をなぜか2本も持っている私。爆笑
「花灯り」と呼ばれる透かし織りの技法が素晴らしいです。(障子からこぼれる薄灯りをイメージしているそうです)

コロナ前には毎年開かれていたという「隅田川きもの園遊会」。東京着物染洗協同組合が主催する、浅草でお着物を着て楽しむイベントで、毎年2000人ほどのお客様が集っていたそうです。コロナ中はイベントもなく、今年こそ開催になるかなと思いましたが、協賛会社の倒産などもあり 今後も開催の見通しは立っていないそうです。
(↓画像ネット)

有松鳴海絞りの国産浴衣も、今年も絞りの職人さんの実演をお店で見れるかなと楽しみにしていましたが、有松鳴海絞りの一番大きな工房が倒産してしまったそうです。

現在有松鳴海絞りの浴衣は、ほとんどが外国で絞られています。国産の絞り浴衣は20万円ほどするので、なかなか思い切らないと手が出せませんが、拝見させて頂くだけでも毎年心の癒しでした。悲しい(画像ネット↓)