本日の着姿です。石川県金沢市の加賀友禅の訪問着を着ました。照れ(普段訪問着を着る機会がないため、1月はできるだけ訪問着を着たいのです)

加賀友禅作家の南克治先生の作品です。
帯は西陣まいずるの「美山すくい織」です。

頑張れ石川県!の気持ちで着用させて頂きました。

今回の能登半島地震で、能登上布の工房の方々は大丈夫でしたでしょうか。(夏に着た能登上布)

2022年の8月に家族旅行をさせて頂いた能登半島。今回の地震による火災被害で200棟が全焼してしまった、輪島の朝市通りでもご飯を食べた思い出があります。


今回の能登半島地震で存続の危機にあるのが、国の重要無形文化財である輪島塗です。多くの輪島塗の工房が火事で全焼してしまいました。


輪島塗は分業制で、どの工程の職人さんがいなくなっても商品は作れない そうです。輪島塗の伝統工芸も職人の高齢化が進み、今回の被災により廃業を決意せざるを得ない工房もあるようです。

『日本の伝統文化(重要無形文化財)である輪島塗の存続が心配』

そのようななかで 創業200年を誇る輪島塗の田谷漆器店のニュースが目にとまりました。こちらの工房も全壊、新ギャラリーは全焼してしまったとのこと。


(田谷漆器店のホームページより引用)

日本の素晴らしい伝統工芸が震災によりなくなってしまうことのありませんように。輪島塗は日本の誇りです。被災地の方々の復興を心より応援しています。