先日息子が自腹で購入した蜂蜜巣を、家族みんなで食べさせて頂きました。照れ

わーい、美味しそうです。💕

蜂蜜🍯は透明で、まるで水飴のようでした。
さらりとした甘さで、 本物は上品でしつこくないんだなあと感じ入りました。( いつもの蜂蜜はコテコテした味)

この仕事をしていて思うのですが、「本物」とはいつも控え目だなあと思います。例えば「お宮参り」の着物においても、手描きの友禅には落ち着きがあります。ポリエステルのプリントのものは、手描き友禅のものよりも鮮やかな色を使っていて一見華やかですが、両者を並べてみればその趣の違いは明らかです。

以前ピカピカに輝くネックレスをしているお客様がいて、「凄い輝きのブラックダイヤですよね」と宝石商の方につぶやいたら(仕事仲間)、「あれはイミテーションですよ。本物はあんなにピカピカと輝きません」と教えてもらったことがあります。

私は呉服ぐらいしか分かりませんが「本物は控え目」と言えるのかもしれません。

さて、ブックレビューに移ります。


 

「セレブ男性の婚活パーティーに行くとしたらどんなバッグを持って行きますか? あなたの答えは何でしょう。 新品のブランドバッグ?」


P6引用


いいえ、違います。正解は「擦り切れたバッグ」です。某婚活パーティーで資産家男性が最後に選んだのは、修理の後がある古いバッグを持った女性でした。中略


「本当のお金持ちはメディアには出ないし、私の知っている奥様で、ブランド三昧でチャラチャラ遊んでいるような人は1人もいませんでした」と友人の元プライベートバンカー(資産100億円以上の人が対象)も言います。彼女は日本のほとんどのお金持ちをよく知っているのです。


「本当のお金持ち」はお金持ちであることを人に知らせる必要がないために、絶対に見栄を張らないのだそうです。


また「美貌や若さ」だけで結婚を勝ち取り「お金持ち妻としての資質や努力がない人」は「資産を食い潰す妻」として やがては負の資産となってしまうそうです。お金と美貌を等価交換したつもりの結婚はバランスが崩れるとあっけないものとなり、また美という資産は年齢とともに目減りするため、金の切れ目が縁の切れ目で離婚となる可能性があるとか。よって「セレブ妻」を維持するために必要なのは、美幌や若さだけではないのです。


やっぱり私には、セレブ妻なんて恐ろしくてとんでもないです。💦


この本の著者もたくさんのセレブ妻を取材した感想として「そもそもセレブ妻とは自分を輝かせてくれる男性の妻ではなく、夫を輝かせる妻たちのことなのです」と綴っていましたが、だとしたら私にはますます「とんでもないこと」です。


会社経営の男性はその性質上トップ決定型で、奥様にはあまり相談をせずに勝手に物事を決める方も多いようです。経営者の奥様にはそんなご主人様に「ついていく」度量も必要とされるとか。


よって「人に振り回されるのがキライで、自分が好きにやりたい」タイプの私は、根っからの「ワーママ気質」なのだなあと思った次第です。スポットライトを夫婦のどちらが浴びるのか、面白い問題だなあと思いました。