こちらのブログを読んでドキッΣ(・∀・)としました。個別指導塾の先生が書いているブログです。
(以下上記のブログより抜粋)
我が家の小5娘には、現段階で一斉指導の塾には向いていません。塾の指導ペースの速さについていけないし、先生が何を言っているのかも根本的に理解ができないと思います。集団塾にいる間が無駄な時間となってしまいます。
確かに。私は息子にも小さな頃から毎日2時間、つきっきりで勉強を教えてきました。塾の先生には「息子さんはまるで、口をあけて餌を待つ雛のようですよ」とまで言われた経験があります。息子の勉強は「母親任せ」で、全てが「受動的」でした。
息子が小学校4年生の時に受けたIQテストでは、「境界知能」と判断されました。診断士さんには「息子さんは1人で勉強することは難しいので、お母さんがフォローをしてあげて下さいね」と言われました。
そのような小学生の子供に「自力での学習」を強いたら、息子はきっと「お勉強が全く分からない子供」になっていたと思います。どれだけ親身な指導をしたとしても、全く理解が追いつかないのが「境界知能」なのですから。(今思えば息子は境界知能というよりは「成長ゆっくりさん」だったのだと思いますが)
しかし幸運にも息子の理解力が急にあがり、私が理解出来ない中学受験用の算数問題なども「自力」で解けるようになり、私の役目も終わりました。
子供のどの時点をもって「自力で勉強できる」と判断し、 親がフォローから手を離すのかという見極めは、なかなかに難しいですね。
「本当は自力で勉強できる」 状態であるのに いつまでも親がフォローをし続ければ、子供が自分で考えることの妨げになるし、かといって「自分で考えることができる段階にない」子供を放置してしまえば、その子供は確実に落ちこぼれてれてしまいます。
息子はとても良いタイミングで手を離すことが出来たと思います。 今後の勉強でどのような成果を出すのか、それはもはや息子自身の自己責任であり、どのような成果で終わろうとも私は満足です。
娘も中学校入学と同時に手を離せれば理想的ですが、こればかりは彼女自身の成長スピードもありますので、ゆっくりと見守っていきたいと思います。
しかし最終的には「親の手を離れ 自分で考えることができる」ようにしなければなりませんので、そのタイミングもしっかりと見計らっていきたいと思っています。
結局は「思考力」が人生を形成する大事なキーポイントになるのですから。






