女性が学生を終了し 社会人となり、結婚をして子供を授かると、今までのフルタイムを辞めて家事育児に重点を置き始めます。



上記のグラフによれば、ワーママの正社員割合は25%ほどです。↓ワーママ以外の全女性でも、正社員の割合は 30代半ば以降は平均で4割未満となります。
女性が「正社員」を断念する要因の一つが「子育て」と「家事」のためです。「子育てに専念したい」がために正社員を辞めていく女性たちに対して、「なぜ私ばかり仕事を続けなければならないのか」、「私だって彼女たちのようになりたい」という気持ちはずっとありました。



私は 彼女たちが羨ましかったのです。

「子供を大義名分にして、本当は自分が楽になりたいだけでしょ」「正社員をやめてしまうとその後の家族の生活がランクダウンする」「 子供のそばにいたいがために正社員を辞めて、将来子供が奨学金だなんて本末転倒」だと、ずっと 自分自身に言い聞かせてきました。

保育園だって早い段階(一歳~)で子供を預ければ集団の中で成長できるし、母親との密室育児よりもずっとたくましく、コミュニケーション能力の高い子になれる。 学童保育だって同様です。

「子供を早くから保育園に入れるなんてかわいそう」「 放課後にママがいないなんてかわいそう」という考えに対して、このような気持ちで頑張ってきました。

私はそう考えることで、なんとか「 正社員と家事育児の両立」を保ってきたのです。

しかし娘が来年小学校を卒業すると、育児勤務(17時まで)が切れます。育児勤務終了後にフルタイムに戻れば、終業は夜の20時が定時となります。家に着くのは毎日21時30分。ショボーンあせる

我が家は 大変な仲良し家族で、毎日家族 4人全員で夕飯を囲んできました。夕飯を食べ終わった後には毎日娘の勉強を2時間見ています。そんな我が家の幸せの象徴である「家族団らんの晩御飯」や「 娘との勉強のひととき」を、仕事で犠牲にしてしまって良いのでしょうか。


私「パパ、娘が中学生になると育児勤務が切れてしまうから、私は同じ会社のアルバイト採用に切り替えようかと思うのだけれど」

主人「夕飯は全て俺が作って子供たちに食べさせるから、お前は正社員を辞めるな」

私「パパがご両親に大学資金の援助を頼んでくれれば、 私はアルバイトで十分にやっていけると思うよ。私が今辞めても退職金は1400万円出るから、退職後はそれを生活費負担に充てていくつもり」

主人「バカを言うなむかつき

私「パパは おじいちゃんから7000万円分の株をもらったらしいじゃない? それを使えばいいじゃない」

パパ「株を相続するには 税金を払わなければならないんだぞ?」

私「きちんと相続をして(今はあげると言われただけで受け取ってはいない)、税金を払って 教育資金に当てたらいいじゃないの」

パパ「この前会社の人間と話したよ。俺の嫁は俺の相続財産を狙っていて、毎日のように財産贈与の話をするんだとえーん(それは本当)。そうしたら 会社の人がとんでもない嫁ですね って言ってたよ」

・・・。
(義実家の援助を 心待ちにしている嫁↓)

そうなんです。主人が頼めば実家からの援助が出るであろうに、主人は教育費の全てを自分たちで 頑張ろうとしています。

そんな自力主義の主人なのに、私がアルバイトになり教育資金に手が回らなくなってしまったら、どうしたら良いのでしょうか。

仕事を辞めるデメリット(お金の心配)、フルタイムになることによるデメリット(家族団らんの夕飯がなくなる、娘の勉強を見てあげれなくなる)のどちらかを 受け入れる覚悟が、まだ私にはつかないのです。

娘に勉強を教えていて思うのですが、やはり現段階では娘が一人で勉強をこなしていくのは無理です。何度も何度も教えてあげても、理解が定着しない段階なのです。(特に算数)

そんな娘を中学生になったからと言って「ママは仕事、勉強は自力で」と放り出してしまえば、大変なことになると思います。

「何よりも子供のそばにいてあげたい」という、母親ならば 誰しもが直面する課題に、私もとうとう直面しています。