宋さんの「営業マンとしての心構え」のYouTubeが大変 面白かったです。


私自身も呉服営業24年の営業マンの端くれでございますが、「君は営業には向いていない。公務員のほうがあってるよ」と上司に言われたこともあります。

確かにナマ(オフ)の私は花と読書をこよなく愛する内向型の人間で、ガツガツと貪欲に営業数字を追い求めていくようなタイプではありません。プライドも高いですし、人に頭を下げて回るようなことは性に合いません。

「本当の私」と「会社に求められる営業マンとしての私」の、あまりの人間性の違いにストレスを感じることも多々あります。

今回のYouTubeでは「営業に向いている人 ・向いていない人」の宋さんの考え方が秀逸でした。ニコニコ


宋さん(野村證券と保険会社で7年間営業経験のち、保険のアドバイザーとして独立)の意見です。↓

「THE・ メッキと根性論」

「メッキ」とは理想の自分、自分が思うかっこいい自分。「性根」とは自分の中の本心、嘘なしの格好つけない素の自分。

生粋の性根であるその腑抜けた根性で戦ったところで、 厳しい営業の世界では弱すぎて秒でやられてしまうというのです。

確かに私も。💦

宋さん「スーパー営業マンは生粋の性根ではなく自己洗脳して メッキを強く固めて、メッキの自分をうまく使いこなせているのでこれがあたかも性根のごとく見えている。 人は誰でも性根の自分で勝負なんてとてもじゃないができない。みんな自分のメッキをガチガチに作り上げてメッキ同士で勝負しているのです。」


宋さん「よくありのままの自分(性根)を大事にしようと言う人がいますが、ビジネスや仕事など能力が問われる時の話で言えば、多くの人がやるべきことはメッキ作りなのです」

確かに能力を問われる世界においては、勉強・サッカー・ ピアノetc、何事においても「辛い・辞めてしまいたい」という本音(性根)と、なりたい理想の自分像にはかなりの開きがあります。能力の世界において強くなるためには メッキを作り上げなければなりませんし、「自分の本音に 引っ張られてしまう人」は強くなれず、競争社会においては生き辛いかもしれません。

宋さん「ピヨピヨほどすぐ自分の性根を聞きにいきます。でもその腑抜けた根性でどこで勝つのでしょうか? 硬い 強い良いメッキを作ったやつには絶対に勝てません。 本音のシカト力が大事なのです」

「本音シカト力」びっくり!! すごい言葉が登場しました。 能力が問われる競争の場においては、自分のメッキ作りに時間を費やすべきだというのです。

確かに本音の自分で勝負していると、辛い場面ではマイナスな言葉ばかりが自分を覆ってしまいます。このマイナスな本音に耳を傾けずに、本来の弱い自分と競争の世界で求められるべき理想の自分を切り離して考える必要があります。

宋さん「メッキとしての自分を鍛え上げることにより、 性根の自分もメッキの自分に引っ張られて向上していきます。これが成長なんだと思います。よくメッキで生きることが不幸せであると決めつけている人々がいますが、全然そんなことはなくて、それはそれで幸せを感じられたり、 自己肯定感があります」

宋さん「そして中にはメッキと性根を見抜いてくる人がいます。対富裕層にモテる営業マンは” 二段モテ”をしなければなりません。メッキでもモテて性根でもモテるということです。メッキがバキバキに完成されているのに何故か私服がダサいとか、そのギャップに人は惹かれるのです」

本音とメッキの二段モテ。。。

例えるならば、徳光さんみたいな感じでしょうか・・。 仕事できるのにすぐ泣いちゃったりとか。そういう人間性が垣間見えてしまう瞬間 爆笑

宋さん「メッキの自分でも根性の自分でも両方ともモテるということ。これが最強です」

「仕事におけるメッキのバキバキの強さ(本音シカト力)と、そこから垣間見える隠しきれない人間的な味わい」 これこそが営業マンにおける人間的な魅力であるということ。

スピリチュアルなどで大盛況の「自分の本音を大事にする」 戦い方では、勝負の世界では弱小であるということ。 私も仕事の場においては、ピュアハートで繊細エンジェルな私は封印して(元から見せてないけど爆笑)、メッキバリバリの鋼メンタルでこれからも頑張っていきたいと思いました。💕

おしまい。