小5娘の家庭学習では、四谷大塚の読解問題を使っています。

その中にこんな↓面白い資料の読み取り問題がありました。「1世帯あたりの食料支出の内訳の変化」です。

まずは娘に「1世帯の単位」と「世帯支出」とはなんぞや?の説明をしました。(←娘はここからすでにわからなくて。爆笑 しかし、これを的確に説明できる小学3年生がどれだけいるのかしら?💦)




資料のグラフから読み取れることを示し、それに対する自分の考えを書かなければなりません。小学3年生の問題です!びっくり

上記の理由には様々なことが考えられるかと思いますが、それを「自分の頭で考える」ということが本当に大事になってきます。 そしてこれこそが公立中高一貫校の入試問題が求めている「地頭力」であり、人生をより良く生き抜く力となるのだと思います。かなりの良問です。👏

さて「現代はなぜ 外食や調理済みの食料への支出が増えてしまったのか。これに対し 自分はどのように考えるのか」という娘なりの回答です。


平仮名ばかりだし「てにをは」もまだまだ不完全だし、5年生が書く文章としてはあまりに幼いですが、面白い回答だなあと思いました。

私「なんで自分の働く時間を短くして ご飯を作ろうと思ったの?」

娘「私は旦那さんや子供たちがお腹を空かせて、夕飯が遅くなるのはかわいそうだと思う」

私「 でもママも働かないと お金ができないよ。ママがお家にいることで子供の大学の授業料が払えずに、子供が奨学金を背負ってしまったらどうするの?」

娘「それでもお金よりご飯が大事じゃん!」

娘よ、そのとおりだよ・・。ご名答です。

こんなに難しい問題を 小学校3年生に問うなんて、さすが 四谷大塚です。 (大人になっても問われ続ける問題ですよね) 

この問題に挑むは「幼き未来のリーダーたち」。

公立中学校の受験問題集には このような考えさせる問題が満載なので(今回のテキストは私立中学受験用ですが)、 時々このような問題集も利用させていただこうと思っています。