教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏の著書を拝読しました。

 

この本の中で面白いなあと思ったのが、 2016年に行われた反抗期に対する調査です。 親世代と子世代の比較のなかで、子世代の方が明らかに「反抗期がなかった」と答える層が増えているということです。



本書引用p39
「子供の発達段階から反抗期が漂白されて言っているように見える。それが本当だとしたら、精神的自立や批判的精神が不十分なまま形式上大人になってしまう若者が増えていても不思議ではない」


息子も「カンブリア大爆発」の如くの「反抗期」が確かにありました。その始まりのきっかけは「 大好きなパパが単身赴任によりいなくなる寂しさ」でありましたが(不登校)、不登校時代の3年間(小学校4年生から6年生)を経て 中学からは無遅刻無欠席で元気に学校に通うようになり、 全く手のかからない良い子になりました。(中2現在)


確かに今振り返るならば、息子は反抗期を通して「母親の支配からの卒業」「自我の爆発」を手に入れたのだなあと思います。照れ

ちなみに我が家の娘(小4)には、今のところ 反抗期はまだ来ていません。娘と私の親子関係は大変に親密で、毎日「大好きよ💕」とお互いに10回は言い合い、お勉強も毎日隣で教えているし、ベッドもひとつの布団で ぴったりとくっついて寝ています。

今のところ仲良しの娘が反抗期となるイメージが、全く湧いてこないのですが・・。💦

ネットで 女子の反抗期を調べると、女子は口が達者なため言葉で言い返すことが多いそうです。一方で 女子は男子よりも母親への依存性・親密性が高いため、中には反抗期行動が現れにくい子供もいるようです。



恐ろしいのは、娘が中学生になってスマホを手に入れた時ですね。今でも私の携帯でYouTubeのショートなどを(勉強の休憩時間に)見続ける傾向がありますが、携帯無制限(母仕事につき)になったら一体どのような事になるのかと。😱💦

今はまだ可愛らしくも「母親のコントロール」がきいている年齢ですが(ママ大好きっ子)、きたるべき「娘の反抗期」にも、覚悟を決めておこうと思います。