皆様の記憶にもまだ新しいと思いますが、 2020年の4月に碇利恵被告の三男・翔士郎ちゃん(当時5歳)が ママ友の赤堀恵美子被告のマインドコントロールにより餓死をした事件がありました。
ママ友である赤堀被告から「あなたの夫は浮気をしている」と言われて離婚をし、その後も生活保護を受けながら、 その受給費や児童手当などを合わせて1370万円も騙しとられ、 赤堀被告の指示に従い子供に十分な食事を与えずに 餓死をさせた事件です。
私は この事件に大変興味を持ちました。「何故、碇被告は、"魅力的ではない見た目"の赤堀被告にマインドコントロールをされてしまったのか」ということです。
結婚詐欺による連続殺人犯の木嶋佳苗被告もそうでしたが、あまり見た目が「魅力的」とは言えない人物像を なぜ崇拝してしまうのかが私には疑問でした。なぜ複数もの男性が、彼女に大金を総額にして1億円以上もだまし取られてしまったのか。
またこちら↓の事件では、2年半に渡り同居するシングルマザーに600回もの売春をさせ、1100万円以上の お金を搾取し続けた夫婦もいます。こちらもマインドコントロール(洗脳)による搾取でありました。
勿論「人は見た目ではない」ことは 十分に承知していますが、「見た目に誠実さを全く感じさせない」犯人たちに(毒舌すみません)、なぜ被害者は「 心を許して心酔し、コントロールされるにまで至るのか」 とても興味が湧いたのです。被害者は「犯人が醸し出している雰囲気の危なさ」を感じとれないのでしょうか? 今回挙げた4人は観相学的にも同じ雰囲気を感じますが。
最初私は、被害者には「知的な障害」があって、自分で物事を考える力が弱く、巧みに騙されてしまうのではないかと考えました。
しかし、オウム真理教の麻原被告にしても「見た目」からして怪しいですが、その信者たちには一流大学を出たエリート青年達が沢山存在しました。
芸能界においてもマインドコントロールを受け多額の搾取をされてしまった 芸能人は沢山いるし、マインドコントロールの被害者となる要因は「知的な障害のあるが故」ではないと思います。
では、何がマインドコントロールを受けてしまう「最大の要因」なのか。
次回からは、 精神科医である岡田尊司氏の著書を交えて紐解いてみたいと思います。






