私の知り合いで「精神科で処方されるお薬」を10年以上 飲み続けている人がいました。

2018年初版
私「 精神科での診療はよく、1分診療と言われますが、 やはりそんな感じなのですか?」

患者さん「そう。10年変わらず薬をもらうだけ」

10年以上鬱の薬を飲み続けている40代の彼が、「俺の昔の写真が出てきた」と 嬉しそうに若い頃の写真を見せてくれました。

今と顔が全然違うやんけ。ヽ(ill゚д゚)ノ

そこには私でも惚れてしまいそうな、精悍な顔立ちの青年が写っていました。目の前にいる彼とは 全く違います。10年以上もの間、鬱の薬を飲み続けた彼は、ろれつも回りづらく話すのも辛そうで、いつもだるそうで眠そうにしていました。思考能力も著しく低下しており、ミスが多発されて仕事がスムーズに回っていませんでした。

アメブロ内でも精神薬に頼るブロ友さん達がいるなかで、「 そんなに精神薬を飲んで、本当に大丈夫なの?」という疑問が どうしても拭えずに この本を手に取りました。

精神薬の長期服用の弊害を綴ることで、そのような方々を不快や不安にさせてしまうかもしれない。


それでもやっぱり私は、精神薬の長期服用は「やばい」と思います。

では、精神薬がどうやばいのか。それをずっと飲み続けることによってどのような弊害が出てくるのか。

精神薬に頼らずに、精神の病をどのように治していけばいいのか。

そのようなことを NPO 法人薬害研究センター理事長の内科医、内海哲さんが綴った一冊です。

日本の精神科医療は、その入院病床数も薬の投与数も世界と比べて突出しています。なぜ日本では、世界の流れと逆行するようなことがまかり通っているのでしょうか?

 以上、次回に続きます。