丸組の帯締めには、いろいろなアレンジがあります。♥️
最近のお振袖の帯締めには可愛い飾りもついていて、「私が成人式だった頃とは全然違うのね」

とお母様世代にはよくびっくりされます。

通常帯締めには 丸組、平組、角組などあります。
こちらが丸組です。
紬などのカジュアルなものにもしめられます。
こちらが平組の帯締め。丸組よりも格が高いとされ、留袖や訪問着などにもよく用いられます。
ただ平組は結び方が丸組よりも少し難しいですね。 特にふくよかな方は 帯締めがお腹の途中で終わるの がとてもダサいです。


(画像ネットよりお借りしました)
これをすっきりと結ぶ方法を 記事にしてみたいと思います。

(写真はお客様と着付け教室をした時のものです。モデルはお客様です。)
①通常は左を上にして結びます。
②左で丸を作ります
③結び目は左に来ます(正解)が、帯締めは上にかぶせる形となります。そうすると先程の現象が起こりやすくなります。
④平組の帯締めの裏むすびです。まずは結ぶ前にひっくり返します。
⑤ひっくり返したまま右を上にして結びます。
⑥右側でくるっと丸を作ります。内側と内側が向き合っているのを確認してください。
⑦左側の帯締めを そのまま綺麗に入れ込みます。
⑧結び目が右側にできます。
⑨結び終わった帯締めをくるっと上下ひっくり返します。結び目は左にきます。

そうすると帯締めを下に沿わせることになるので 落ちづらくすっきりとまとまりますよ。

バサバサになりやすい房はまとめておくといいそうです。
ちなみに私は 帯締めが長いので 帯締めの房はそのまま帯の中にしまいこんですっきりとさせています。
以上です。

通常丸組は前から見ると2本帯締めが重なりますが、 平組は一本ですっきりするので 私は平組も大好きです。 もしも平組の帯締めがお家にありましたら ぜひ練習なさってみてください。♥️