4月から私はフルタイム勤務に復帰致します。毎朝8時半には家を出て、21時30分頃に帰宅するという怒涛の日々が始まります。


今までは小6娘の勉強を、毎日2時間つきっきりのマンツーマンで見てきました。


しかしながら4月からは、どんなに時間をうまく使っても1時間見るのが精一杯となります。


そのため娘には進研ゼミ中学講座のチャレンジパッドを契約いたしました。私が仕事でいない間、娘に手取り足取り チャレンジパッドで教えてもらえるようにとの思いです。


以前中華街の占いの館に家族で行った時に、「この子には居場所が必要になるから、小さな塾がこの子の居場所になるかもしれない」と言われました。


中学受験が不合格に終わり、トライの個別指導を解約したパパ。娘がお友達が通っている明光義塾( 先生 1人に対して生徒 2~3人) に通いたいと言ったのを受け、パパが 是非その塾に通わせたいと言い出しました。娘はお友達と一緒に授業を受けたいのだそうです。


今私が一番心配しているのは、娘は境界知能のラインにいるのではないかということです。私が毎日2時間つきっきりで教えて感じていたことは、語彙力の激しい不足、理解力の乏しさ、暗記能力の低さです。


6年生の最後にあった栃木県国算学力テストでは、かろうじて2教科とも平均点となりました。2人であれだけの努力をして、沢山の時間をかけての、やっとの平均点です。


 学年末の6年生まとめのカラーテストでは、理社は30点台でした。中学受験は2教科受験だったため、理科や社会は受験勉強をせず進研ゼミに取り組んだだけでしたが、教えられたことのほとんどを、吸収できていなかったという結果に終わりました。


私がもしもここで手を離し、学習の大半を娘の自走に任せた時に、もしかしたら境界知能かもしれない娘が、一人で自走できるのだろうかという不安があります。


勉強を自走するためには、教科書や問題集の解説を読んで理解出来るだけの読解力が必要です。そして、何が重要ポイントで、何を覚えるべきなのかという判断力も問われます。


本当に境界知能なのかどうかは、IQテストをうければ分かります。しかしながら、たとえ境界知能という判定を頂いたところで、特別な支援は期待出来ません。何故なら境界知能は人口の14%(7人に1人) を占めているため、国としては境界知能者を支援しきれないからです。


しかしながら娘も、4月からはもう中学生になります。何から何まで母親がフォローしないと出来ないのであれば、潔く手を放して等身大の現実を受け入れても良いのではないかという葛藤もあります。


たとえ中間期末テストの数学が10点になり、英語が20点であろうとも。5教科の合計が100点でも、行ける高校は必ずあるそうですから。


中学生になったら娘の勉強から手を放し、娘を信頼し、娘の自己責任として成績を見守るだけで良いのか。


母親の葛藤と不安はつのります。