今日も機嫌よく過ごせましたか?
ドラマ『わたし、定時で帰ります。』を観てたんですよ。
そうしたら、副部長の引きこもりの弟と新人の社員が、
『働きすぎで会社を休まざるをえなくなった人』
の話をしているシーンで、こんなセリフがあったんです。
「弱いから壊れたんじゃない。」
そうなんですよ。
働いていた人の中で働けなくなった人は、弱いからじゃないんです。
強いからこそ壊れた。
強いから、責任感が強いから、
働けなくなるくらいのダメージを負ったんです。
強い人は、社内外にどんな軋轢があっても、会社のため、顧客のために前へ進もうとします。
最後に喜んでもらえると信じて、最善の方法を探します。
家族や友達、恋人の幸せもがんばります。
もちろん、自分の描く将来の夢も捨てません。
さらに、周りから頼られるとき、見捨てることができません。
そういうタフな人だからこそ!
自分の心の不調に気づくタイミングが遅れるんです。
たいていは、心が重傷を負って、
朝起きられないとか
書類の内容が頭に入ってこないとか
昨日の記憶が曖昧とか
当たり前にできていたことができなくなって初めて、
『自分が普通じゃない』ことに気づくんです。
ちなみに、ホンマでっか!?TVで植木理恵先生が、
日本人の特に男性は
逃げるのを恥ずかしいと考えがちで、
しかも立ち向かおうとする傾向がある
とお話ししていました。
現在、働きたいのに思うように動けず悔しい思いをしているあなた。
仕事に思うように復帰できず、自分を責めているあなた。
あなたは、弱いから心を病んだのではないんですよ。
あなたは強くて、行動力のある人だから、
ケガが大きくなっちゃっただけなんです。
治すには、自分を責めるのをやめてしっかりと休むのが一番です。
あなたの治癒力を信じてくださいね。