今日も機嫌よく過ごせましたか?
ここ数年、
「仕事がスランプなんだよね・・・」
っていう人、いるんじゃないですか?
それも、30代中盤から40代の人で、
「スランプなんだよね・・・」
という人は、ちょっと聞いていってください。
お祭り会場にて・・・
先日、せともの祭に行って屋台を見ていた時、『サメ釣り』を見つけたんですよ。
ワタシが小学生の頃はお祭りに行くと必ずといっていいほどあった、くじ引きの屋台です。
サメのおもちゃを釣り竿についたマグネットで釣り上げて、そのサメについている番号によってもらえるおもちゃが決まるんですよね。
一緒に行った東京出身の友達が、サメ釣りを見てビックリしていたんですけど、もしかしてサメ釣りって東海地区限定のものなのかな?
それとも愛知県だけ?
まあ、それはいいか。
あと、金魚すくい。
最近の金魚すくいは、『リリースOK』って知ってました?
要するに、
「金魚をすくった後で持ち帰りたくない人は水槽に返していいよ」
っていうルールになっているんです。
屋台も、最近の家庭事情と生き物に優しい社会に対応、変化しているんですねえ。
ポイントは2つ。
・サメ釣りに懐かしさを感じたワタシと、存在を知らなかった東京の友達。
・金魚すくいは、持ち帰れない人は遊ぶだけでもいいよ、というルールに変わっていた。
あなたの目に現在見えている景色は、
『子供の頃からついさっきまでに経験した物事』というオリジナル辞書と照らし合わせて見えた世界です。
だから、サメ釣りの話を例にするなら、サメ釣りを知らない人には、過去の経験と照らし合わせた結果、
・屋台を見る限り、どうやらくじ引きゲームっぽい。
・でも、どうやって遊ぶのかはわからない。
という2つの反応があったはずです。
一方、金魚すくいの新しいルールについては、それに気づいたことでオリジナル辞書の中の金魚すくいの項目が更新されました。
ちなみに東京の友達が持つオリジナル辞書は、
『サメ釣りの新規登録』と『金魚すくいの更新』
の2つの作業が行われたことでしょう。
あなたが陥っているのはもしかして・・・
あなたがもし、この数年間スランプのままで人生が停滞している気がしているなら、
あなたのオリジナル辞書が更新されないまま
になっているのかもしれませんよ。
「そんなことない。いろいろな経験をしている!」
と思うかもしれませんが、自分一人でやってみたことって案外、過去の焼直しに過ぎなかったりするんですね。
試しに、
この1年間で仕事関連の人を除いた新しい知り合いが何人できたか?
数えてみてください。
ワタシの東京出身の友達のように、
オリジナル辞書の更新はやっぱり他の人と一緒の時の方が起きやすいんですよ。