2019.1.15更新しました。
みなさん、今日も機嫌よく過ごせましたか?
お祭りの季節ですね。
近所でも盆踊り大会が開催されていました。
ワタシが子供の頃からお寺で開催されている地元のお祭りで、夕方日が沈むころ、遠くで盆踊りの音楽が聞こえてくると友だちと駆けつけて、おでんやところてんを食べながら、普段なら門限で家に帰っている時間を外で過ごすという特別な雰囲気を過ごしたものです。
でも、今年は盆踊りの曲が全然聞こえてこなくて、夜コンビニへ出かけようと外へ出た時に浴衣を着た親子がお寺の方向から帰ってくるところを見て、「あ、今日は祭りだったのか・・・」
と気づいたんですよね。
最近のテレビでも「盆踊りの音楽は近所迷惑か?」というテーマが放送されていたようですが、もう夏の風物詩ですら騒音扱いされる時代になってしまったのですかね?
幼稚園の園児の声や、夏祭りの音が騒音と感じる世の中は、果たして成熟化社会の一面なのでしょうか?
日本の社会は間違いなく発展途上の段階は通り過ぎ、成熟した社会の段階に入っているはずです。
ただ、社会が成熟の段階に入っているからといって、必ずしもその社会で生活している人々が全員成熟の段階に踏み込んでいるとは言えません。
現在、定年を迎えている団塊世代の中で、一体どれだけの人が、
高齢化に伴う全頭前野の萎縮が感情のコントロールを難しくしているか?
について知識を持っているでしょうか。
つまり、反射的に怒りの感情、もっと端的な言い方をするなら、他人に対してイヤミな言葉、態度を反射的にしていないでしょうか。
地下鉄に乗っていても、年配の方が降りる人を待たず、降りようとしている人を押しのけて車両に乗り込んでいく姿を、本当によく見かけるようになりました。
並んでいる人を無視して乗り込んでいくなんて、日常茶飯事の光景になっています。
問題は、こういう行動、こういう行動を許す思考は、老化が一因ですが気づいていますか?というところなんです。
ですから、その反射的な行動を自分自身で気づき、もう少し若い頃の自分はそこまでイヤミな人間だったか?
と省みることが大切だと思うんです。
ですが、アンチエイジングを食材や運動に求めすぎるあまり、何の道具も必要ない方法でできる、脳の老化に適切なケアができていないのは問題です。
なぜ、アンチエイジングが食材や運動、脳に対しては脳トレばかり注目されるかというと、お金にならない方法はテレビ番組では広告費が入らないので好まれないからです。
ちなみに、年齢が若い人でもテレビを長時間見る習慣のある人は脳が老化と同じように萎縮して感情をコントロールできなくなる、
つまり、IQが下がります。
人間の感覚器官は主に、
視覚、嗅覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚
と言われていますが、テレビは視覚と聴覚から半強制的に情報を流し込んできます。
しかも、あなたが座っているだけの受け身の状態で、次々と一方通行に情報が流れ込んできますよね。
これは、読書があなたの意思で資格を使って文字を読み、内容を理解しようとしないと情報が手に入らないのとは、大違いじゃないですか?
下がったIQを戻すには、最近の研究で、読書と瞑想が効果が高いことがわかってきています。
『読書をする』ということは、自分から知識を収集して、理解しようと脳が活発になるわけですから、考える力、理解力、頭の中でイメージを使って組み立てたり整理したりする力が回復したり、さらに伸びたりするわけです。
ちなみに、イギリスのサセックス大学の研究では、読書は30分だけでもストレスを下げる効果があったんだそうです。
しかも、70%近くも下げたんですって。
ここからは、ぼくの推測になりますが、本から情報を読み取るとき、内容を理解しようとすると他のことを考えられなくなるんですよね。
まるで、念仏を唱えていると雑念が消えていくかのようです。
それは小説でも哲学でも変わらなくて、物語の中で誰と誰が恋愛しているのか?著者は何を説明しようとしているのか?ということが、悩んでいることが頭に浮かんだ状態では内容が入ってきません。
だから、あなたも読書の時は内容を理解しようと一生懸命に文字を読みますよね?
そうしているうちに、雑念が消えてこころが落ち着いてきて、温度計の赤い線が冷えていくとだんだん下がっていくように、ストレスメーターがだんだんと下がっていくんだと思います。
これってね、瞑想をしているときにも同じようなことが起きるんですよ。
さて、今夜もみんなで瞑想しましょう。
もし経験がない人がいても大丈夫、
アドバイスを読んでマイペースでやれば誰でもできます。
まず、姿勢は座禅のような座った姿勢で行ってもいいですし、寝る前であれば布団に寝転んで行っても構いません。
目は半眼でもいいですが、しっかりと瞑っていてもいいです。しっかりと瞑ったままというのは半眼よりも以外と難しいかもしれません。
本当にリラックスすると、まぶたも若干開いてしまうものなんですよ。
次に、頭のてっぺんから、首、肩、背中・・・と順に
「頭がリラックスした〜、首がリラックスした〜・・・」
と心で唱えながらその場所を緩めていってください。
頭からつま先まで緩めたら、次は呼吸に集中します。
呼吸に集中するのは、余計なことを考えないようにするためでもあります。
呼吸は、鼻から吸って鼻から吐いてください。
吸う時間の倍かけて吐いてください。
この時、鼻の穴を通る空気を意識して感じるようにすると、いい意識状態に陥りやすいです。
また、呼吸する際に、「1、2、3、4、5、6、7、8」と吸いながら頭の中で数え、
吐く時は「1、2、3、4、5、6、7、8、1、2、3、4、5、6、7、8」という具合に1から8までを2回数えるのもいいです。
こうやって意識的に数えたりしていても、人というものは数えながら他ごとを考えられるものです。
この時、画像イメージが浮かんでいるのならいいですが、言葉でスケジュールについて考えていたり、イライラする元になっていることを考えているようなら、気づいた時点ですぐに「喝!!」と自分自身に言って、もう一度数を数えることに意識を集中してください。
こうやっているうちに眠ってしまうのなら、それはそれで幸せ。
気にせず眠ってください。
座って瞑想したのなら、なるべく部屋を明るくせず、そのまま布団に入って眠ってください。
リラ〜ックス・・・・・・・
リラ〜ックス・・・・・・・
リラ〜ックス・・・・・・・
ワタシがストレスで心身がボロボロになった時に、セルフケアで立ち直って行った方法と考え方をまとめました。ストレスレベルをチェックする項目もあります。最近ストレスで眠れない方は読んでみてください。