みなさん、今日も機嫌よく過ごせましたか?
久しぶりに畑の世話をしてきました。
トマトは実がなっていたし、小さかったカボチャの葉っぱも大きくなっていました。
ゴーヤは蔓が巻きつけるように、棒とネットを立ててやらないといけないなあ。
小松菜は、適当に種を蒔いただけなのにビッシリ。
少し間引いてやりましたが、それにしてもよっぽど美味しいんでしょうね。
虫に食われまくって穴だらけになっていました。
虫食い対策は、何をすればいいんだろ・・・。
とまあ、久しぶりにやってみて思うのですが、植物の世話をするというのは本当に気分が良くなりますね。
市街地のアスファルトの上を歩いた時に体調不良になり、畑へ辿り着く直前までは太陽の光で頭痛がし、歩いているとめまいがしていたのですが、畑で土の上に立ち草むしりや小松菜の間引き作業を汗だくになりながらやっていると、体調不良が嘘のように消えて行きました。
やっぱり、アスファルトの照り返しは強烈なんですね。
まるでオーブンで両面焼きされている気分ですもんね。
それに比べると、土の上では顎からぼたぼたと流れ落ち続けるくらい汗をかきながら作業をしていたのに、アスファルトのような辛さは感じませんでした。
むしろ、エアコンの影響で体内に溜まっていた汗を一気に排出できたのが健康を回復した一因でしょうね。
まさに、デトックスでした。
とはいえ、所ジョージさんが畑作業中に熱中症で倒れたように、畑仕事が健康的だということではないですよ。
地面が何であれ、愛知県は熱中症予報が厳重注意であることに変わりはないですからね。
実際、草むしりをしていると太陽光でお尻をストーブに近づけ過ぎた時のように熱くなり、思わずのけぞったくらいでした。
名古屋弁で言うならまさに、お尻がチンチコチンでした。
ですから、こまめに水分を取りつつ作業が終わったらすぐに退散しました。
そのあとは、秋頃から新しいことを始めようと借りた場所で仲間と床に寝転んで、畑に次に何を植えるか、まちを自分たちなりに盛り上げる方法などをゴロゴロ~ゴロゴロ~とゆるく話し合って解散しました。
さて、ここから多少強引に、ビジネスの話に結びつけていきます。
ワタシは昨年から、瀬戸のまちで何かできないか?何か役に立てることはないか?と思いながら、
自分自身の新しい生き方、
新しい働き方・・・、というより生活の成り立たせ方、
を模索しています。
そんな中で、自分より10歳も20歳も若い人との縁が生まれ、一緒に畑をしながら
「食べ物が少しでも自給自足できるようになると面白いよね。」と話したり、
「まちにもっと人が来てもらえるようになって、いろいろな楽しいことができるようになるといいよね。」
なんていう、現実的でもあり、ぼんやりとした夢でもあることを会うたびに話しています。
おじさんであるワタシは、体力がない分、これまでの社会人としての経験からみんなの役に立ちそうなアイデアを出せるだけ出していきます。
でも、若い人の発想も素晴らしく、長年会社員をして凝り固まった頭のワタシにはすごく刺激的です。
何より、お金が無いなら無いで何とかしようという発想は、1960~70年代の若者か現代の若者だからこそ出てくるスペシャルなものだと感じています。
ワタシのような、生まれてからモノに囲まれ何かが足りない時はとりあえずお金で解決することが当たり前の環境で育った団塊ジュニア世代には、なかなか浮かばない発想ばかりです。
若い世代だって、「お金があればなあ・・・」と思わないわけではないんです。
そりゃあ、お金があれば苦労せずに済むことはまだまだ多い世の中ですからね。
とはいえ、
お金がなくてもやりようはある
ということを知っている上で、クリエイティブに考える癖がついている世代なんですね。
ですから、たとえば本棚を買おうと思っていると話すと不思議そうな表情で、
「安い廃材とかを手に入れて自分で作った方が、自分のイメージ通りになるし面白いじゃないですか。」
と言われてしまう始末です。
彼らと一緒にいるだけで、スコトーマが外れることが次々に起こるので、すごく貴重な時間だと感じます。
最近は、テレビでも田舎に移住する若者の話が取り上げられる機会も増えてきましたが、番組を制作している人の頭が固くなって物事を見るためのフィルターが固定されているせいか、
若者=悟り世代=向上心が低い
というステレオタイプな発想の元に語られる傾向があるように感じます。
でも、都会のど真ん中から外れた場所にいる彼らと同じ目線まで降りて語り合うと、彼らは非常にクリエイティブで向上心も旺盛であることを知ることができます。
ただ、向上心とお金持ちになることがイコールでなく、もう少し先の新しい価値観を模索している最中なんだろうなと感じています。
そして、それが見つかると、団塊世代が消えた後の世界の中心的な価値観の一つとなるのかもしれません。
ここまで読んでくださったあなた、
あなたは現状の価値観の世界と、現在の若者たちが方々で模索中の新しい価値観の世界、どちらが面白そうだと感じますか?
会社員をしていると、若者を部下に持たなければならないため、若者と同じ目線まで降りるのは難しいでしょうね。
もし、模索中の新しい価値観の世界に魅力を感じたのなら、どこで鎧の脱ぎ方を習い、同じ目線まで降りるきっかけを見つけますか?
ワタシがストレスで心身がボロボロになった時に、セルフケアで立ち直って行った方法と考え方をまとめました。ストレスレベルをチェックする項目もあります。最近ストレスで眠れない方は読んでみてください。