みなさん、今日も機嫌よく過ごせましたか？
突然ですが、
ヒトは弱音を吐いてはいけないのでしょうか？
ポジティブシンキングというのがありますよね。
何でも前向きにとらえ、常に前向きな言葉を口にする習慣を作りましょう、みたいな。
まあ、間違ってはいないですよね。
ただ、弱音を吐いてはいけない、と言うとちょっと極端かなあと。
弱音を吐きたくなるくらい心が疲れている人、悲しい気持ちになっている人が、弱音を吐く過程を飛ばして、
「自分にはできる！」とか、「私はスゴイ！」
とかポジティブなことを言って前進しようとしても、大抵はどこかでポッキリと折れて大停滞時代に突入します。
自分の心に蓋をして押さえつけるようなことをしても、いつかどこかにヒビが入ってダムが決壊します。
本当は、弱音を吐いたっていいんですよ。
大事なのは、
弱音を吐いたあとでどんなフォローをするか
のほうが大事です。
例えば、弱音を吐いきながら大泣きしたあとで自然と「でも大丈夫」と思えるようになってから、「私ならできる！」と自分に声をかけてあげたほうが無理がないですよね。
ワタシはどちらかというと楽天家ではあるのですが、それでもたまに、どうしてこんな辛い目に合わなきゃならないんだろ・・・、と気持ちが暗く沈むような経験をすることがあります。
そんなときは、ポジティブシンキングどころではなく、誰にも会いたくなくなって部屋にこもっていたくなります。
まあ、本当は誰にだってそんな日もあるんです。
ただ表立って言わないだけでね。
いつ会っても明るく前向きな人に見える人は、みんなに見えないところでリフレッシュするのが上手なだけです。
悲しい気持ちの時に、悲しい映画を観ると、スッキリして気持ちがポジティブになるそうですが、悲しい気持ちに自分で共感してあげる、つまり自分を認めてあげないと、どんなにポジティブなことを口にしても心が反発しますよね。
それをせず、がむしゃらにポジティブシンキングをしている人は、表情が一見笑顔ですが、よく見ると眉毛はつり上りほっぺの筋肉がガチガチです。
あなたは軍人じゃないんですから、心を矯正しなくたっていいんです。
まずは、自分の今の心を認めてあげて、そこから優しく寄り添いながら前向きになっていきましょう。
ただ、
「1人ではなかなか前向きになれないです。」
「1人では悪い方向に考えてしまって、なかなか前向きになれないんです・・・」
という方は、カウンセラーにお願いして話を聞いてもらうといいですよ。
ワタシがみなさんに言いたいこと。
自分にも他人にも、それくらい優しさがあってもいいんですよっていうこと。
それは、甘えではありません。
優しさなんです。
あなたは、自分の心に寄り添えていますか？
ワタシがストレスで心身がボロボロになった時に、セルフケアで立ち直って行った方法と考え方をまとめました。ストレスレベルをチェックする項目もあります。最近ストレスで眠れない方は読んでみてください。